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Microsoft 365法人プランの違いと選び方:料金比較【2026年版】

Microsoft 365法人プランの違いと選び方:料金比較【2026年版】
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「Office 2021 のサポートが終わると聞いたけれど、次は何を買えばいいのか」——そんな疑問を持つ会社や個人事業主は多いはずです。

Microsoft の公式ライフサイクル情報によると、Office 2021 と Office LTSC 2021 のサポートは 2026年10月13日(米国時間)に終了しました。延長サポートはなく、Microsoft は Microsoft 365 などへの移行を案内しています。

さらに 2026年7月1日には Microsoft 365 の価格改定があり、Copilot 付きのプランも正式なラインナップに加わりました。数年前の料金表やプラン比較は、もう当てになりません。

この記事では、従業員300人以下向けの「一般法人向け Microsoft 365」の各プランの違いと、日本の公式ページに掲載されている最新の料金を整理します。乗り換え先を決める前に、全体像をつかむための記事という位置づけです。

この記事はこんな人向けです

  • Office 2021 のサポート終了を機に、Microsoft 365 への乗り換えを考えている
  • Business Basic・Standard・Premium のどれを選べばよいか迷っている
  • Teams なしプランや Copilot 付きプランの料金を比べたい

Microsoft 365の一般法人向けプランとは?一言でまとめると

Office アプリ・法人メール・クラウドストレージ・Teams をまとめて月額で使えるサブスクリプションです。一般法人向けプランは、1〜300 ユーザーの組織が対象です。

中心になるのは次の4プランです。

プラン ひとことで 年払い(税抜・1ユーザー/月相当)
Business Basic Web・モバイル版アプリ+メール+Teams ¥1,049
Business Standard Basic+デスクトップ版 Office ¥2,098
Business Premium Standard+高度なセキュリティ・デバイス管理 ¥3,298
Apps for business デスクトップ版 Office+1TB(Teams・法人メールなし) ¥1,499

※ 料金は2026年10月13日時点、Microsoft 日本公式サイトの表示(税抜)

Microsoft 365 一般法人向けプランの比較ページ(おすすめタブ)
出典: Microsoft「一般法人向け Microsoft 365: すべてのプランを比較」

このほか、Teams を含まない「Teams なし」版と、Copilot(Microsoft の AI アシスタント)をセットにした「with Copilot」版があります。組み合わせが多いので、まずは「デスクトップ版 Office が要るか」「セキュリティ管理が要るか」の2点で絞るのが近道です。

今プランを見直す理由:Office 2021のサポート終了と価格改定

① Office 2021 のサポートが終了した

Office 2021(Home and Business、Professional など)と Office LTSC 2021 は、2026年10月13日(米国時間)でサポートが終了しました。

Microsoft のサポートページによると、終了後もアプリが動く可能性はあります。ただし、脆弱性の修正やテクニカルサポートは提供されません。延長サポートや拡張セキュリティ更新プログラムも用意されていません。

インターネットにつながる業務 PC で使い続けるのは、セキュリティ面で避けたいところです。Microsoft は、Microsoft 365 の購入・試用を選択肢として案内しています。

② 2026年7月1日に価格が改定された

Microsoft は2025年12月に、2026年7月1日から商用ライセンスの価格を改定すると発表しました。一般法人向けでは Business Basic・Business Standard・Apps for business が対象で、Business Premium は対象に含まれていません。

既存の契約者には、2026年7月1日以降の次回更新時から新価格が適用されます。年払い・月払いのどちらも対象です。更新を控えている場合は、契約更新の前に見積もりを取り直しておくと安心です。

③ Copilot 付きプランが正式なラインナップに

2026年7月1日から「Business Standard with Copilot」「Business Premium with Copilot」が恒久的なプランになりました。Copilot が不要な人向けに、Basic・Standard・Premium の単体プランも引き続き提供されます。

2026年のMicrosoft 365の主な変更点
Microsoft Lifecycle、Windows Blog for Japan、Partner Center のお知らせをもとに IT Picks 編集部が作成

料金比較:Teamsあり・なし、年払い・月払い

Teams ありプランの料金

プラン 年払い(年間契約) 月払い(月間契約) 差額
Business Basic ¥1,049 ¥1,259 +¥210
Business Standard ¥2,098 ¥2,518 +¥420
Business Premium ¥3,298 ¥3,958 +¥660
Apps for business(Teams なし) ¥1,499 ¥1,799 +¥300

※ 料金は2026年10月13日時点、1ユーザー/月相当・税抜(Microsoft 日本公式サイト)

どのプランも、月間契約は年間契約より約2割高く設定されています。人数の増減が少ないなら、年間契約のほうが割安です。

Teams なしプランの料金

プラン Teams あり Teams なし 差額
Business Basic ¥1,049 ¥809 ¥240
Business Standard ¥2,098 ¥1,617 ¥481
Business Premium ¥3,298 ¥2,817 ¥481

※ 料金は2026年10月13日時点、年払い・1ユーザー/月相当・税抜

Microsoft 365 一般法人向けプランの料金一覧
Microsoft 日本公式サイトの各プランページをもとに IT Picks 編集部が作成

たとえば 5人で Business Standard(Teams あり)を年間契約すると、月あたり ¥10,490(税抜)相当です。Teams なし版なら ¥8,085(税抜)相当になります。

結論:用途別のおすすめプラン

こんな場合 向いているプラン
メール・予定表・ファイル共有が中心で、文書はブラウザで編集できれば十分 Business Basic
Office 2021 の代わりに、PC にインストールする Word・Excel が必要 Business Standard
社員の PC やスマホを会社として管理し、ランサムウェア対策も強めたい Business Premium
チャット・会議は Slack や Zoom など別のツールを使っている 各プランの Teams なし版
Word・Excel・Outlook の中で AI(Copilot)を使いたい Standard / Premium with Copilot

Office 2021 からの乗り換えなら、基本は Business Standardです。デスクトップ版の Word・Excel・PowerPoint・Outlook に加えて、法人メールや 1TB のクラウドストレージも付きます。

4つのプランの違い:何が増えるのか

① Business Basic:Web とモバイルで完結する入門プラン

Web 版・モバイル版の Word・Excel・PowerPoint・Outlook、独自ドメインの法人メール、Teams、1ユーザーあたり 1TB のクラウドストレージが使えます。

デスクトップ版の Office アプリは含まれません。PC にインストールして使う Excel のマクロや、オフラインでの編集が必要なら、Standard 以上を選びます。

② Business Standard:Office 2021 の後継に最も近い

Basic の内容に加えて、デスクトップ版の Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote・Access(Access は Windows PC のみ)が使えます。インストールできるのは、1ユーザーあたり PC または Mac 5台・タブレット 5台・スマホ 5台までです。

動画編集の Clipchamp や、共同作業スペースの Loop など、追加アプリも増えます。

③ Business Premium:セキュリティとデバイス管理まで

Standard の内容に加えて、Intune(プラン1)によるデバイス管理、Microsoft Defender for Business によるデバイス保護、Defender for Office 365(プラン1)、情報保護・データ損失防止などが付きます。

メールのアーカイブ容量も、Standard・Basic の 50GB に対して 1.5TB と大きくなります。社員の PC を会社で一括管理したい場合に向いたプランです。

④ Apps for business:アプリだけ欲しい場合

デスクトップ版の Word・Excel・PowerPoint・Outlook と 1TB のストレージが使えます。Teams と、独自ドメインの法人メールは含まれません。

ただし価格は Apps for business が ¥1,499、Business Standard(Teams なし)が ¥1,617(いずれも年払い・税抜)で、差は ¥118 です。法人メールも必要なら、Business Standard(Teams なし)のほうが割安になるケースがあります。

Teamsなしプランは誰に向いている?

社内のチャットや Web 会議を、すでに Slack・Zoom・Google Meet などで済ませている会社に向いています。Teams ありとの差は、Basic で月 ¥240、Standard・Premium で月 ¥481(いずれも年払い・税抜)です。

一方、Teams なし版では、Teams を前提にした機能(Teams のチャットボット作成など)は使えません。将来 Teams に寄せる可能性があるなら、最初から Teams あり版を選んでおくほうが手間は少なくなります。

Copilotを使うなら:Copilot Chat・Copilot Business・セットプラン

Microsoft 365 の AI は、大きく2段階に分かれています。

種類 料金 できること
Copilot Chat 対象プランに追加料金なしで付属 Web の情報を使った AI チャット。組織内のメールやファイルとは連携しない
Copilot Business(アドオン) 通常 ¥3,148、2026年12月31日までの初年度プロモーションで ¥2,698 Word・Excel・Teams などのアプリ内で、社内データをもとに AI を使える
Business Standard with Copilot ¥3,523 Standard と Copilot Business のセット
Business Premium with Copilot ¥4,797 Premium と Copilot Business のセット

※ 料金は2026年10月13日時点、年払い・1ユーザー/月相当・税抜。Copilot Business のプロモーションは既存の対象プラン契約者向けで、年間契約が条件

Standard と Copilot Business を別々に買うより、セットプランのほうが安くなります(Standard ¥2,098+Copilot Business ¥3,148=¥5,246 に対し、セットは ¥3,523)。

また、Microsoft のパートナー向けのお知らせ(2026年10月1日付)によると、パートナー(CSP)経由で新規購入する Copilot Business は、2026年12月1日から従量課金が既定で有効になります。既定の上限はユーザーあたり月 4,000 Copilot クレジットで、管理者が変更できます。販売店経由で契約する場合は、上限の設定を確認しておきましょう。

Copilot のエージェント機能「Copilot Cowork」の詳細はこちらです。

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ChatGPT や Claude など、ほかの AI チャットとの違いは「ChatGPT・Claude・Gemini どれを選ぶ?用途別の使い分け」で整理しています。

契約前に知っておきたいこと:月間契約・年間契約・無料試用

契約形態は次の3種類です。

  • 月間契約・月払い:いつでもキャンセルでき、キャンセル料はかからない
  • 年間契約・月払い:契約期間の途中でキャンセルすると、キャンセル料がかかる場合がある
  • 年間契約・年払い(一括前払い):期間満了前にキャンセルしても払い戻しはない

有料サブスクリプションは、開始から7日以内ならキャンセルでき、日割りで返金されます。また、プランによっては 1か月の無料試用があり、試用期間が終わると自動で有料に切り替わります。試用の開始にはクレジットカードが必要です。

まず1か月の試用で使い勝手を確かめ、人数が固まってから年間契約に切り替えるのが失敗しにくい進め方です。

利用者の声:評価と不満

IT 製品のレビューサイト ITreview に投稿された、従業員20〜50人未満の商社の導入決定者によるレビュー(2026年3月)では、Teams にやり取りが集まってメールが減ったことや、Office が常に最新版で使えることが評価されています(出典)。

同じレビューでは、管理画面(Microsoft 365 管理センター)の構成が複雑で、必要な機能にたどり着きにくいという不満も挙げられています(出典)。導入時は、管理者になる人を1人決めておくとよさそうです。

価格改定については、Hacker News のスレッド(2025年12月)で「値上げの理由として挙げられた Copilot は、多くの人が求めている機能ではない」という書き込みに、多数の返信が付きました(出典)。一方で、SharePoint のデータや権限設定まで含めると乗り換えの負担が大きく、簡単には移れないという指摘もあります(出典)。

よくある質問

Q. Microsoft 365 Personal や Family を会社で使ってもいいですか?

A. Microsoft は、法人向けプランの利点として、独自ドメインの法人メール、管理センターでのアクセス・権限・デバイス管理、メールのフィッシング・マルウェア対策などを挙げています。社員のアカウントを会社で管理するなら、一般法人向けプランを選ぶのが基本です。

Q. 途中でプランを変えられますか?

A. はい。Microsoft の比較ページの FAQ によると、組織のニーズに応じて別のプランに移行できます。また、一般法人向けプランは組織全体で合計300ユーザーまでなら組み合わせて使えます。たとえば、メールと Web 版で足りる人は Business Basic、デスクトップ版 Office が必要な人は Business Standard、と人ごとに分ける使い方です。

Q. 解約したらデータはどうなりますか?

A. 解約前に、メールやドキュメントなどのデータをダウンロードして保存しておく必要があります。解約後 90日間は、管理者が機能制限付きのアカウントでデータにアクセスできます。

Q. 301人以上の会社はどうすればいいですか?

A. 一般法人向けプランは300ユーザーまでです。それを超える場合は、大企業向けのエンタープライズプランが対象になります。

Q. Office 2021 はサポート終了後も使えますか?

A. 起動して使える可能性はありますが、セキュリティ修正は提供されません。業務で使う PC では、Microsoft 365 などサポート中の製品への移行が推奨されています。

まとめ

Microsoft 365 の一般法人向けプランのポイントをまとめます。

  • 対象:1〜300 ユーザーの組織
  • Business Basic:¥1,049(Web・モバイル版アプリ、メール、Teams、1TB)
  • Business Standard:¥2,098(デスクトップ版 Office 付き。Office 2021 からの乗り換えの基本)
  • Business Premium:¥3,298(デバイス管理・高度なセキュリティ付き)
  • Apps for business:¥1,499(デスクトップ版アプリと 1TB のみ)
  • Teams なし版:Basic ¥809、Standard ¥1,617、Premium ¥2,817
  • Copilot 付き:Standard with Copilot ¥3,523、Premium with Copilot ¥4,797
  • 料金の条件:年払い・1ユーザー/月相当・税抜。月間契約は約2割高い(2026年10月13日時点)
  • 背景:Office 2021 のサポートは2026年10月13日に終了、2026年7月1日に価格改定

まずは自社に必要なのが「デスクトップ版 Office」か「デバイス管理」かを決め、公式サイトの1か月無料試用で使い勝手を確かめてみてください。

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