アイリスプラザに不正アクセス、通販サイトを一時停止【2026年10月】
2026年10月29日、アイリスオーヤマのグループ会社アイリスプラザは、アイリスオーヤマ公式通販サイト「アイリスプラザ」で不正アクセスを確認したと発表しました。お客さんの安全を確保するため、サイトは一時停止しています。
発表によると、現時点の調査ではクレジットカード情報の漏えいは確認されていません。一方で、それ以外の情報については引き続き調査中です。アイリスプラザで買い物をしたことがある人にとっては、続報を待ちながら、不審なメールや通知に注意する段階という位置づけです。
この記事はこんな人向けです
- アイリスプラザで買い物をしたことがあり、自分の情報が心配
- アイリスオーヤマの公式通販が使えない理由を知りたい
- 発表の内容を、推測抜きで確かめたい
アイリスプラザの不正アクセスとは?一言でまとめると
一言でいうと、アイリスオーヤマの公式通販サイトが外部から不正にアクセスされ、情報が漏れていないかを調べるためにサイトを止めているという状況です。
アイリスプラザが10月29日に公表した内容は、次のとおりです。
| 項目 | 内容(アイリスプラザの発表) |
|---|---|
| 発表 | 2026年10月29日(アイリスオーヤマのニュースリリース) |
| 対象 | 株式会社アイリスプラザが運営するECサイト「アイリスプラザ」 |
| 起きたこと | 不正アクセスを確認 |
| サイト | お客さんの安全確保のため一時停止 |
| クレジットカード情報 | 現時点の調査で漏えいは確認されていない |
| その他の情報 | 引き続き調査中 |
| 問い合わせ | アイリスプラザ コンタクトセンター 0120-108-824(平日・土 9:30〜17:00) |
誰が、どのように不正アクセスしたのかは公表されていません。この記事も、アイリスプラザの公式発表にある事実だけをもとにまとめています。
公式発表で分かっていること
発表は、アイリスオーヤマの企業サイトのニュースリリースに「株式会社アイリスプラザECサイト一時停止のお知らせ」として掲載されました。アイリスプラザのサイトも、トップページが同じ内容のお知らせに置き換わっています。

① 不正アクセスを確認し、サイトを止めた
アイリスプラザは、運営するECサイトで不正アクセスを確認しました。情報漏えいなどの可能性も含めて調査を進めながら、サイトを一時停止しています。
② クレジットカード情報の漏えいは「現時点では確認されていない」
発表では、現時点の調査では、クレジットカード情報の漏えいは確認されていないとしています。
ただし、これは調査の途中の段階での説明です。「漏れていない」と確定したわけではありません。
③ カード以外の情報は調査中
その他の情報については、引き続き調査を進めているとされています。どんな情報が対象になったかは、まだ示されていません。
④ 続報はホームページで案内
調査の状況と今後の対応は、詳細が分かり次第、ホームページで改めて案内するとしています。11月2日時点のニュースリリース一覧では、10月29日のお知らせより新しい続報は出ていません。
まだ公表されていないこと
10月29日の発表で、書かれていないことを整理します。

| 項目 | 11月2日時点の状況 |
|---|---|
| 不正アクセスがあった期間 | 公表されていない |
| 発覚の経緯 | 公表されていない |
| 影響を受けた人数・件数 | 公表されていない |
| カード以外の情報の漏えいの有無 | 調査中 |
| 原因・侵入の経路 | 公表されていない |
| サイトの再開時期 | 示されていない |
特に気になるのは、カード以外の情報がどうなったかです。発表は「その他の情報につきましては、引き続き調査を進めております」とするだけで、どの情報が調査の対象かも示されていません。次の続報で何が書かれるかを見る必要があります。
報道の内容
この件は、Security NEXT(11月2日)とITmedia NEWS(10月30日)も報じています。
| 報道元 | 主な内容 |
|---|---|
| Security NEXT | アイリスプラザによれば通販サイトで侵害を確認し、サイトを一時停止。カード情報の流出などは確認されていないが、流出の可能性も含めて調査中 |
| ITmedia NEWS | アイリスオーヤマが、傘下の公式通販サイトが不正アクセスを受けサイトを一時停止していると発表。情報漏えいの有無は調査中 |
どちらもアイリスプラザの公式発表と同じ内容で、期間や人数など、公式発表にない事実は書かれていません。
停止中の買い物はどうなる?
アイリスプラザの公式通販サイトでは、いま買い物ができません。再開の時期も示されていません。
一方、アイリスプラザのサイトのお知らせでは、次の店舗は利用できると案内されています。
- アイリスプラザ 楽天市場店
- アイリスプラザ Yahoo!店
- アイリスプラザ auPAYマーケット店
- そのほか、他のモールに出店している店舗
急ぎでアイリスオーヤマの商品が必要な人は、これらのモールの店舗を使う形になります。店舗を探すときは、検索結果や広告から開くのではなく、公式のお知らせに載っているリンクから開くと安心です。
アイリスプラザの利用者がやること
アイリスプラザの案内と、こうした発表のあとの一般的な注意を分けて整理します。
① 不審なメールや通知を開かない(公式の案内)
アイリスプラザは、不審なメールや通知が届いた場合は、開封やリンク先へのアクセスをしないよう呼びかけています。
「注文の確認」「返金のお知らせ」「パスワードの再設定」など、もっともらしい件名でも、心当たりのない連絡のリンクは開かないのが基本です。
② 問い合わせは公式の窓口へ(公式の案内)
問い合わせ先は、株式会社アイリスプラザ コンタクトセンター(0120-108-824、通話料無料)です。受付は平日・土曜の 9:30〜17:00 です。
メールやSMSに書かれた電話番号ではなく、公式のお知らせに載っている番号にかけるようにしましょう。
③ カードの利用明細を確かめる(一般的な注意)
これはアイリスプラザの案内ではなく、一般的な注意です。発表ではカード情報の漏えいは確認されていませんが、心配な人はカード会社のアプリやWebで、身に覚えのない請求がないかを確かめておくと安心です。見覚えのない請求があれば、カード会社に連絡しましょう。
④ 同じパスワードを使い回していないか見直す(一般的な注意)
これも一般的な注意です。アイリスプラザと同じパスワードを他のサービスでも使っているなら、他のサービスのパスワードを変えておくと、万一のときの被害を抑えられます。
漏えいの連絡を受けたときの一般的な対処は、IPA の案内を紹介した記事にまとめています。

IT Picks的な所感
今回の発表は、「不正アクセスを確認した」「サイトを止めた」「カード情報の漏えいは現時点で未確認」の3点に絞った、第1報らしい内容です。サイトを止めてから調べるという対応は、被害の拡大を防ぐことを優先したものと受け取れます。
一方で、期間・人数・カード以外の情報の扱いは、まだ何も示されていません。アイリスプラザは家電から日用品まで扱う大きな通販サイトで、利用者が自分に関係があるかを判断する材料が出るのはこれからです。続報を待ちたいところです。
10月から11月にかけて、国内の通販・会員サービスで不正アクセスの発表が相次いでいます。@cosme でも、会員約300万人分の情報の漏えいが発表されました。

旅行会社のクラブツーリズムでも、会員情報の漏えいの可能性が発表されています。

まとめ
アイリスプラザの不正アクセスのポイントをまとめます。
- 発表日:2026年10月29日
- 対象:アイリスオーヤマ公式通販サイト「アイリスプラザ」(運営は株式会社アイリスプラザ)
- 起きたこと:不正アクセスを確認し、サイトを一時停止
- クレジットカード情報:現時点の調査で漏えいは確認されていない
- その他の情報:引き続き調査中
- 公表されていないこと:期間、発覚の経緯、影響人数、原因、再開時期
- 停止中も使える店舗:楽天市場店・Yahoo!店・auPAYマーケット店など
- 利用者がやること:不審なメールや通知を開かない、問い合わせは公式の窓口へ、カードの明細を確かめる
アイリスプラザで買い物をしたことがある人は、不審な連絡に注意しながら、アイリスオーヤマのニュースリリースで続報を確かめましょう。
