DMM、使い捨て・エイリアスのメアドで登録不可に【2026年11月】
DMM のヘルプセンターに、「【重要】セキュリティ強化に伴う新規会員登録の仕様変更について」というお知らせが出ました。新規会員登録とメールアドレスの変更で、登録できるメールアドレスの条件が変わったという内容です。
これからは、DMM が「利用できる」と確認したドメインのメールアドレスだけが登録できます。使い捨てメールやエイリアス(メールの別名)機能で作ったアドレスは使えません。

一方で、登録済みの会員のメールアドレスには影響はないとしています。使い捨てやエイリアスのアドレスを使い分けている人にとっては、DMM ではその使い方ができなくなる——という変更です。
この記事はこんな人向けです
- これから DMM に会員登録する人、DMM アカウントのメールアドレスを変える予定がある人
- 使い捨てメールやエイリアス(メールの別名)を使ってサービスに登録している人
- 登録済みの DMM 会員で、自分に影響があるかを確かめたい人
DMMの新規会員登録の仕様変更とは?一言でまとめると
一言でいうと、DMM アカウントに登録できるメールアドレスを、DMM が確認したドメインのものに限るという変更です。
| 項目 | お知らせに書かれていること |
|---|---|
| 対象 | DMM アカウント |
| 何が変わった | 新規会員登録・メールアドレス変更時に登録できるメールアドレスの条件 |
| 登録できるもの | DMM が利用可能と確認したドメインのメールアドレスだけ |
| 登録できないもの | 使い捨てメール、エイリアスで作ったアドレス、確認が済んでいないドメイン |
| 登録済みの会員 | 今のメールアドレスには影響なし |
| 理由 | 昨今のセキュリティ情勢を踏まえた予防措置 |
| いつから | 開始日の記載は無い(「変更いたしました」と、すでに変わった形で書かれている) |

登録できなくなるメールアドレス
お知らせでは、今後登録できなくなるメールアドレスとして次の3つを挙げています。

① 一時的に使うメールアドレス(使い捨てメール)
ワンタイムメール・使い捨てメールアドレスなど、一時的に使われるアドレスです。短い時間だけ受信できるアドレスを発行するサービスなどが、一般にこう呼ばれます。
② エイリアス機能で作ったメールアドレス
エイリアスは、1つのメールボックスに別の宛先名(別名)を付けて受け取る仕組みの総称です。サービスごとに別のアドレスを使い分けたり、本当のアドレスを隠したりする目的で使われます。
ただし、どのメールサービスのどの機能が対象になるかは、お知らせには書かれていません。
③ DMM で確認が終わっていないドメインのメールアドレス
DMM が「利用可能」と確認していないドメインのアドレスも登録できません。登録できるドメインの一覧は公開されていないため、自分のアドレスが使えるかは、実際の登録画面で確かめることになります。
会社や学校、自分で取得したドメイン(独自ドメイン)のアドレスでも、DMM の確認が済んでいなければ登録できない可能性があります。
対象になる手続きと、既存の会員への影響
新しい条件は、新規会員登録だけでなく、メールアドレスに関わる手続き全般に当てはまります。
| 手続き | 新しい条件 |
|---|---|
| 新規会員登録 | 対象 |
| 登録済みメールアドレスの変更 | 対象 |
| 登録済みメールアドレスの再設定 | 対象 |
| 復旧用メールアドレスの登録・変更 | 対象 |
| 登録済みの会員の今のメールアドレス | 影響なし |
すでに会員の人は、今のアドレスのまま使い続けられます。ただし、あとでメールアドレスを変えたり、復旧用のアドレスを登録したりするときは、新しい条件のアドレスが必要になります。
なぜ変えた?公式の説明
お知らせでは、変更の理由を「昨今のセキュリティ情勢を踏まえ、予防措置として」と説明しています。最後には、安心してサービスを使ってもらうための対応だとしています。
具体的にどんな出来事がきっかけなのか、不正な登録や被害があったのかは、お知らせには書かれていません。この記事でも推測はしません。
登録できないときはどうする?
希望のメールアドレスで登録できないときは、次のアドレスで登録するよう案内しています。
- Gmail
- Yahoo!メール
- ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアメール
エイリアスや使い捨てのアドレスで登録できなかった場合は、これらのサービスの普段使いのアドレスで登録し直すことになります。
登録済みの会員で、メールアドレスや復旧用のアドレスを変える予定がある人も、変更先のアドレスが条件に合うかを考えておくと安心です。
メールアドレスやパスワードの管理は、ほかのサービスでも見直しが続いています。楽天カードの固定パスワード廃止の記事もあわせてどうぞ。

公式にまだ書かれていないこと
2026年11月7日時点のお知らせに書かれていないことを整理します。
| 項目 | 11月7日時点の状況 |
|---|---|
| 登録できるドメインの一覧 | 公開されていない(例として Gmail・Yahoo!メール・キャリアメールの名前だけ) |
| 対象になるエイリアスの具体的なサービス | 書かれていない |
| 変更の開始日 | 書かれていない |
| きっかけになった出来事 | 書かれていない(「昨今のセキュリティ情勢」「予防措置」とだけ説明) |
利用者の声
はてなブックマークでは、このお知らせにコメントが付いています。個人のコメントで、多くの人の意見を代表するものではありません。
nilab さんは、お知らせの内容を「ワンタイム、エイリアス、独自ドメインが使えなくなる」と要約しています(出典)。
kz78 さんは、セキュリティ強化と、エイリアスで作ったアドレスを使えなくすることがどうつながるのか分からない、と疑問を書いています(出典)。
rgfx さんは、セキュリティを理由に閉じた方向へ戻るのはやめてほしいとし、Gmail が使えるだけましだがとも書いています(出典)。
IT Picks的な所感
使い捨てのアドレスや確認できないドメインを使えなくすれば、アカウントを手軽に作ったり作り直したりすることは難しくなります。DMM の今回の変更は、新規登録の入り口を絞る予防策だと受け止めています。登録済みの会員には影響が無いので、多くの利用者にとっては大きな変化ではないと思います。
一方で、エイリアスを使ってサービスごとにアドレスを分けている人にとっては、どのアドレスがどこから漏れたかを見分ける手段が DMM では使えなくなります。11月はヨドバシ・ドット・コムの不正ログインの話題など、アカウントの安全に関わる話が続いています。登録できるドメインの考え方や、対象になるエイリアスの範囲がもう少し具体的に示されると、利用者も準備しやすくなるはずです。

まとめ
DMM の新規会員登録の仕様変更のポイントをまとめます。
- お知らせ:DMMヘルプセンター「【重要】セキュリティ強化に伴う新規会員登録の仕様変更について」
- 変わったこと:登録できるのは、DMM が利用可能と確認したドメインのメールアドレスだけ
- 登録できないもの:使い捨てメール(ワンタイムメール)、エイリアス機能で作ったアドレス、確認が済んでいないドメインのアドレス
- 対象の手続き:新規会員登録、メールアドレスの変更・再設定、復旧用メールアドレスの登録・変更
- 登録済みの会員:今のメールアドレスには影響なし
- 理由:昨今のセキュリティ情勢を踏まえた予防措置(具体的な出来事は書かれていない)
- 登録できないとき:Gmail・Yahoo!メール・ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアメールで
これから DMM に登録する人、メールアドレスを変える予定の人は、Gmail やキャリアメールなど普段使いのアドレスを用意しておきましょう。
