ClaudeのMax 20xが「Ultra」に、5時間制限なし【2026年11月】
「Claude の Max 20x、名前が変わった?」——Claude の個人向けの最上位プランが新しい名前になりました。
2026年11月2日時点の Claude の公式ヘルプでは、Max 20x プランは「Ultra」プランに名前が変わったと案内されています。料金は月額200ドルのままで、認証済みのアカウントは5時間制限がなくなりました。

ただし上限が無くなったわけではなく、週の上限(Pro の10倍)は残ります。「5時間ごとに止められる」形から、週の量の中で自分のペースで使う形への切り替え——という位置づけです。
この記事はこんな人向けです
- Claude の Max 20x・Max 5x・Pro を使っていて、自分のプランに何が起きたのか知りたい
- 「5時間制限なし」の条件と、残る上限(週・Fable)を公式情報で確かめたい
- Claude Code をよく使い、Ultra に変えるべきか考えている
Claude Ultraとは?一言でまとめると
Max 20x の新しい名前で、認証済みなら5時間制限がない個人向けの最上位プランです。公式ヘルプと料金ページの内容をまとめると次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧名 | Max 20x |
| 料金 | 月額200ドル(税抜・月額契約のみ) |
| 既存の Max 20x | 自動で Ultra に移行・価格は変わらない |
| 5時間制限 | なし(認証済みアカウント) |
| 週の上限 | 毎週 Pro の10倍 |
| Fable | 週の上限の半分まで |
| API クレジット | 毎月200ドル(Max は100ドル) |
| Claude Code | 使える(上限は Claude と共通) |
料金ページの円の表記はなく、日本語版のヘルプでも「月額$200」とドルの表記です。
Max 20xから何が変わった?
① 名前が「Ultra」に
Max 20x は Ultra プランに名前が変わりました。今の契約者は自動で Ultra に移り、価格も変わりません。手続きは要りません。
② 5時間制限がなくなった(認証済みのみ)
これまでの Claude の有料プランは、5時間ごとの上限と週の上限の二段構えでした。Ultra は認証済みのアカウントなら5時間の上限がなく、週の上限の中で好きなペースで使えます。
③ 量は「週にProの10倍」と案内
料金ページとヘルプでは、Ultra の量を「毎週 Pro の10倍」と書いています。一方、旧名の「20x」と今の「週10倍」の関係(量が増えたのか減ったのか)は、公式ヘルプには書かれていません。
④ API クレジットが200ドルに
Max・Ultra・Team には、Claude API で使える月次のクレジットが付きます。料金ページでは Ultra は月200ドル、Max は月100ドルです。

今のプランの並び:Free・Pro・Max・Ultra
料金ページの個人向けプランは、Free・Pro・Max・Ultra の4つです。「Max 5x」「Max 20x」という名前は無くなり、月100ドルのプランは「Max」として載っています。
| プラン | 料金(税抜) | 5時間ごとの上限 | 週の上限 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | あり | あり |
| Pro | 月20ドル(年払いは月17ドル相当) | あり | あり |
| Max | 月100ドル | Pro の5倍 | Pro の5倍 |
| Ultra | 月200ドル | なし(認証済み) | Pro の10倍 |
※ 料金は2026年11月2日時点の Claude 料金ページ(Web での契約)。モバイルアプリでの契約はプラットフォームで異なる場合があります。
週の量だけを比べると、Ultra は Max の2倍にあたります。どちらも週の上限の半分まで Fable(Anthropic の最上位のモデル)を使えます。

「5時間制限なし」の条件:認証済みアカウント
5時間制限がなくなるのは「認証済み」の Ultra アカウントだけです。ヘルプの説明をまとめると次のとおりです。
- 不正や悪用を防ぐため、アカウントや支払いの履歴などから自動で認証する
- まだ認証されていないアカウントには、一時的な制限がかかる
- 認証されると制限は自動で外れ、利用者がすることはない
- 購入時の電話番号の認証は別の手続きで、これをしても制限は外れない
自分が認証済みかどうかは、設定 → 使用状況(Settings > Usage)で確かめられます。「Current session」のバーが表示されていなければ認証済みです。
なお、ヘルプには認証にかかる日数や、一時的な制限の量は書かれていません。
残る上限:週の上限とFable
5時間制限がなくても、Ultra には次の上限が残ります。
- 全モデル共通の週の上限(Pro の10倍)
- Fable 専用の週の上限(週の上限の50%まで)
- 容量の管理のための追加の制限(週・月の上限、モデル・機能の利用の制限などを、Anthropic の判断でかけることがある)
Fable の枠を使い切ったら、利用クレジットで Fable を続けるか、ほかのモデルに切り替えることになります。
また、Ultra で「リミットリセット」が使えるときは、週の上限を満タンに戻すのに使えます(Pro・Max では5時間の上限にも使えます)。
Claude Codeではどうなる?
Claude Code も Ultra で使えます。ターミナルのほか、VS Code・Cursor・JetBrains の IDE も対象です。
ヘルプでは、Pro と Max は5時間の上限と週の上限、Ultra は週の上限で、認証済みなら5時間の上限がないと整理しています。上限は Claude のアプリと Claude Code で共通で、どちらで使った分も同じ枠から減ります。
注意したいのは、ANTHROPIC_API_KEY の環境変数が設定されていると、プランではなく API キーで認証され、API の料金がかかる点です。プランの枠で使いたい人は、設定を確かめておきましょう。
Claude Code の有料機能の料金は、Code Review 正式版の記事でまとめています。

今のMax 20x・Max 5xの利用者は何をすればいい?
① Max 20x の人:何もしなくてよい
自動で Ultra に移り、料金も変わりません。設定 → 使用状況で、5時間の「Current session」のバーが消えているか(認証済みか)を見ておくと安心です。
② Max(月100ドル)の人:足りなければ Ultra へ
Max は今も5時間ごと・毎週とも Pro の5倍です。5時間の上限によく当たる人は、Ultra への切り替えが選択肢になります。
Max から Ultra に上げると、請求期間の残りは日割りで請求されます。月次の API クレジットを受け取っていれば、日割りのクレジットがすぐ付き、次の請求期間から200ドルになります。
なお、旧「Max 5x」の契約者の扱いについて、ヘルプに個別の説明はありません。料金ページでは、同じ月100ドル・Pro の5倍のプランが「Max」として載っています。
まだ分からないこと
2026年11月2日時点の公式ページでは、次のことは書かれていません。
- いつから名前と上限が切り替わったのか(ヘルプは「今週更新」とだけ表示)
- 旧 Max 20x と比べて、週の量が増えたのか減ったのか
- 認証にかかる日数と、未認証の間の一時的な制限の量
- 円での料金
また、11月2日時点では、Claude のリリースノートや Anthropic のニュースに Ultra の項目はありません。
IT Picks的な所感
今回の変更は、「5時間ごとに区切る」上限から「週の量で管理する」上限への移行だと受け止めています。長い作業を途中で止められにくくなるのは、Claude Code で長いタスクを任せる人にとって大きな変化です。
一方で、5時間の区切りが無い分、週の枠を早く使い切ってしまうこともありえます。Fable は週の上限の半分までなので、重いモデルは難しい作業に絞る使い分けが、これまで以上に大事になりそうです。
AI サービスの利用枠の見直しは Claude だけではありません。OpenAI も12月から ChatGPT と Codex の利用枠を共通にすると案内しています。

名前の「20x」と今の「週10倍」の関係が説明されていない点は、契約者にとって分かりにくいと感じます。上場を申請したばかりの Anthropic が、プランの中身をどこまで丁寧に説明していくかも注目したいところです。

まとめ
Claude の Ultra プランのポイントをまとめます。
- 変更:Max 20x → Ultra に名称変更(既存の契約者は自動で移行)
- 料金:月額200ドル(税抜・月額契約のみ。価格は変わらない)
- 5時間制限:なし(認証済みアカウント。未認証の間は一時的な制限)
- 週の上限:Pro の10倍(Fable は週の上限の半分まで)
- API クレジット:毎月200ドル(Max は100ドル)
- Claude Code:使える(上限は Claude と共通)
- 未公表:変更の実施日、旧 Max 20x との量の比較、円での料金
まずは設定 → 使用状況を開いて、5時間の「Current session」のバーが消えているかを確かめてみてください。
