ITニュース・速報
PR

インプレスのセキュリティ本9冊が全文無料、11月9日まで【2026年11月】

インプレスのセキュリティ本9冊が全文無料、11月9日まで【2026年11月】
IT Picks編集部

情報漏えいのニュースが続くなか、セキュリティの本をまとめて無料で読める機会です。ただし期限は11月9日(月)23:59までです。

2026年11月5日、インプレスがセキュリティ関連の書籍9冊を全文無料で公開しました(インプレスのニュースリリース)。11月5日発売の最新刊『1週間でサイバーセキュリティの基礎が学べる本』も含まれ、会員登録もログインも要らず、パソコンやスマートフォンのブラウザーで全ページを読めます。

セキュリティ関連書 9タイトル全文無料公開《2026年11月5日〜11月9日》
セキュリティ関連書 9タイトル全文無料公開《2026年11月5日〜11月9日》

入門書から、ゼロトラスト・セキュアコーディング・衛星のセキュリティまで幅広く、自分の知識の穴を確かめるのにちょうどよい5日間限定の企画という位置づけです。

無料公開の特設ページ(インプレスブックス・公式)

締め切り:2026年11月9日(月)23:59まで

特設ページで読みたい本の「じっくり試し読みする」を押すと、全ページを読めるビューアーが開きます。公式発表に期間の延長についての記載はありません。

この記事はこんな人向けです

  • セキュリティの基礎を本で学びたい・学び直したいが、まず無料で中身を読みたい
  • 個人情報の漏えいのニュースが続き、自分でできる対策を知りたい
  • ゼロトラスト・セキュアコーディング・バックアップなど、仕事で使う知識を確かめたい

インプレスのセキュリティ書籍無料公開とは?一言でまとめると

インプレスが刊行するセキュリティ関連の本9冊を、5日間だけブラウザーで全文読めるようにした企画です。

項目 内容
期間 2026年11月5日(木)0:00〜11月9日(月)23:59
冊数 9冊(書籍・ムック)
読む場所 インプレスブックスの特設ページ → インプレスWebブックビューアー
登録 会員登録・ログインは不要
費用 無料(全ページ)

特設ページには「本キャンペーンでは購入特典はご利用いただけません」とも書かれています。読めるのは本文で、本についている特典は対象外です。

インプレスの全文無料公開の期間と9冊の一覧
インプレスのニュースリリース・特設ページ(2026年11月6日確認)をもとに IT Picks 編集部が作成

なぜ無料公開?インプレスが挙げた理由

ニュースリリースでは、不正アクセスによる個人情報の漏えいが連日のように報じられていることを理由に挙げています。

利用しているサービスからお詫びのメールが届くなど、サイバー攻撃は誰もが直面する身近な脅威になった——というのがインプレスの説明です。企業でもランサムウェアによる業務停止の被害が深刻になっており、現場の対策強化が求められている、としています。

そこで関係する著者の賛同と協力を得て、個人の自己防衛から企業の情報防御まで後押しする企画として全文を公開した、という流れです。

IT Picks でも、11月だけで多くの漏えいの発表を取り上げてきました。被害にあったときの相談先は次の記事にまとめています。

あわせて読みたい
漏えい被害の相談先は?IPAが個人向け窓口を強化【2026年11月】
漏えい被害の相談先は?IPAが個人向け窓口を強化【2026年11月】

無料で読める9冊:入門から専門書まで

ニュースリリースは9冊を3つのグループに分けています。ページ数はビューアーに表示された総ページ数、価格は特設ページの通常価格(税込)です。

① 入門・基礎リテラシー

書名 ページ数 通常価格
1週間でサイバーセキュリティの基礎が学べる本(11月5日発売の最新刊) 224 2,420円
ゼロからわかるITほんき入門+マンガ セキュリティのなかみ 224 1,980円
先読み!サイバーセキュリティ 生成AI時代の新たなビジネスリスク 177 1,760円

セキュリティの知識がゼロに近い人は、まずこの3冊が対象です。最新刊はディジタルグロースアカデミアの著、ラックの倉持浩明さんの監修です。

② システム設計・ゼロトラスト

書名 ページ数 通常価格
ゼロトラスト時代のセキュリティ新入門 336 2,750円
ゼロトラストセキュリティ実践ガイド 440 3,300円
実践バックアップ設計 ランサムウェア時代の「復元」完全ガイド(技術の泉シリーズ) 148 1,980円

ゼロトラストは「社内のネットワークだから安全」とみなさず、アクセスのたびに確かめる考え方です。情シス担当者や、社内のインフラを見直したい人向けのグループです。

③ 開発・攻撃防御技術・先端領域

書名 ページ数 通常価格
Pythonで学ぶ Webアプリのセキュアコーディング 脆弱性の見つけ方・直し方が身につく実践入門 528 3,520円
ホワイトハッカー入門 第2版 244 2,860円
空と宇宙のサイバーセキュリティ入門 航空宇宙システムの基礎から衛星ハッキング対策まで(技術の泉シリーズ) 454 3,960円

開発者向けの実務書と、攻撃者の視点を学ぶ本、航空宇宙という先端の分野の本です。9冊の通常価格を合わせると24,530円になります。

読み方:会員登録なしでブラウザから

手順は3つだけです。

  1. 特設ページを開く: セキュリティ関連書 9タイトル全文無料公開(インプレスブックス)
  2. 読みたい本の「じっくり試し読みする」を押す: 名前は「試し読み」ですが、期間中は全ページを読めるビューアーが開きます
  3. ビューアーでページを送る: 画面下の ▶ ボタンで次へ、ページ番号の欄に数字を入れるとそのページへ移動します

ニュースリリースによると、パソコンでもスマートフォンでも、インターネットにつながっていればブラウザーから読めます。特設ページの「電子版を購入する」は有料の購入ボタンなので、読むだけなら押す必要はありません。

各書のビューアーへの直接のリンクも、特設ページに載っているものを並べておきます。

公開は11月9日(月)23:59までです。公式発表に延長の記載は無いので、読みたい本は早めに開いておくのがおすすめです。

IT Picksで確認したこと

2026年11月6日時点の特設ページと、そこから開く9冊のビューアーの表示を確認しました。

  • 特設ページには「期間中は会員登録不要で、Webブラウザーからそのまま全ページをご覧いただけます」と書かれていました
  • 9冊とも「じっくり試し読みする」から開くビューアーのタイトルに「(全文)」と表示され、総ページ数は上の表のとおりでした
  • 『1週間でサイバーセキュリティの基礎が学べる本』では、ページ番号の欄に入力して最後の224ページ(奥付)まで表示できました。会員登録やログインを求める画面は出ませんでした
インプレスブックスの全文無料公開の特設ページ
2026年11月6日時点(出典: インプレスブックス「セキュリティ関連書 9タイトル全文無料公開」)
インプレスWebブックビューアーで開いた『1週間でサイバーセキュリティの基礎が学べる本』
2026年11月6日時点(出典: インプレスWebブックビューアー『1週間でサイバーセキュリティの基礎が学べる本』(全文))

どれから読む?目的別の選び方

5日間で9冊すべてを読むのは現実的ではありません。ニュースリリースの分類をもとに、目的別に絞るのがおすすめです。

目的 候補
漏えいのニュースが不安。まず基本を知りたい 1週間でサイバーセキュリティの基礎が学べる本、セキュリティのなかみ
生成AIを仕事で使うリスクを知りたい 先読み!サイバーセキュリティ
社内のネットワーク・認証を見直したい ゼロトラスト時代のセキュリティ新入門、ゼロトラストセキュリティ実践ガイド
ランサムウェアに備えたい 実践バックアップ設計
Webアプリを作っている Pythonで学ぶ Webアプリのセキュアコーディング
攻撃の手口から学びたい ホワイトハッカー入門 第2版

最新刊の表紙には、パスキーや多要素認証などの基本対策が身につくと書かれています。パスワードに頼らない認証への移行は、身近なサービスでも進んでいます。

あわせて読みたい
楽天カードの固定パスワード廃止、1月末までに移行を【2026年10月】
楽天カードの固定パスワード廃止、1月末までに移行を【2026年10月】

攻撃の手口の最新の動きは、JPCERT/CC の注意喚起を取り上げた次の記事が参考になります。

あわせて読みたい
相次ぐ不正アクセス、JPCERTがAI悪用の手口を追記【2026年10月】
相次ぐ不正アクセス、JPCERTがAI悪用の手口を追記【2026年10月】

利用者の声

はてなブックマークでは、無料公開を伝えた PC Watch の記事に、期間の短さを指摘するコメントが付いています(2026年11月6日時点)。

  • secseek さんは、短い期間では役に立たないので、本気で使うなら買うしかない——という「うまいやり方」だとコメントしています(出典)
  • nguyen-oi さんは、無料公開はありがたいが11月9日までだと読む時間が足りなさそう、とコメントしています(出典)

IT Picks的な所感

ページ数の多い本が多く、5日間で全部を読み切るのは難しいと思います。一方で、目次と気になる章だけでも読めば、自分に足りない知識がどこかはっきりします。

その意味で、この企画は「どの本を買うか」を中身で決められる機会だと評価しています。読み切れなかった本は、通常価格で電子版や紙の本を買う、という使い方が現実的です。

漏えいの発表が毎日のように続く今、個人向けの入門書と、企業の設計・開発向けの専門書を同時に公開したのも意味があります。家族や同僚に「この本のこの章」と勧めやすいのも、全文公開ならではの良さです。

無料で学べる機会という点では、Gemini Notebook で教科書が無料で読めるようになった話題も取り上げています。

あわせて読みたい
Gemini Notebookで教科書数百冊が無料に【2026年10月】
Gemini Notebookで教科書数百冊が無料に【2026年10月】

まとめ

インプレスのセキュリティ書籍の全文無料公開のポイントをまとめます。

  • 期間:2026年11月5日(木)0:00〜11月9日(月)23:59
  • 冊数:セキュリティ関連の書籍・ムック9冊(11月5日発売の最新刊を含む)
  • 読み方:特設ページの「じっくり試し読みする」から、会員登録・ログインなしでブラウザーで全ページ
  • 費用:無料(購入特典は対象外)
  • 理由:相次ぐ個人情報漏えいやサイバー攻撃を受けた、著者の協力による企画

まずは特設ページで、自分の目的に合う1冊を11月9日までに開いてみてください。

ABOUT ME
IT Picks 編集部
IT Picks 編集部
ITツール・Webサービス紹介メディア
IT Picks 編集部。VPS・クラウド・AIツール・SaaSを中心に、実際に検証した情報を届けるITメディアです。「本当に使えるか」を基準に、初心者からエンジニアまで役立つ記事を制作しています。
記事URLをコピーしました