X Callsとは?アカウントなしで参加できるXの会議【2026年10月】
X(旧Twitter)が、ビデオ会議のような新しい通話サービス 「X Calls」 を call.x.com で公開しています。トップページには「通話を始める・予約する」「アカウントなしで参加できる」といった案内が出ており、Google Meet や Zoom に近い使い方を想定したものと読み取れます。
ただし、2026年10月29日時点で、X の公式ブログや公式アカウント、ヘルプセンターに X Calls の正式な発表・説明は見当たりません。海外ではベータ版として紹介されていますが、提供開始日や料金、参加人数の上限は公式には示されていない段階です。
この記事では、公式ページで確かめられることと、まだ発表されていないことを分けて整理します。X が DM・スペースに続いて「会議」の領域に入ろうとしている——その入口にあたるサービスという位置づけです。
この記事はこんな人向けです
- X(旧Twitter)で Google Meet のような会議ができると聞いて、何なのか知りたい
- X Calls の招待リンクやコードを受け取り、アカウントなしで参加できるか確かめたい
- DM の通話やスペースと何が違うのか、仕事で使えそうかを判断したい
X Callsとは?一言でまとめると
X Calls は、X が call.x.com で公開している、通話(会議)用の Web ページです。X の DM の中で使う通話とは別に、独立したサイトとして用意されています。
トップページに書かれている内容は、次のとおりです。
| ページの表示 | 意味 |
|---|---|
| Sign in to see your calls. | サインインすると自分の通話が見られる |
| You can start one, schedule it, | 通話を始めたり、予約したりできる |
| and join with your name and avatar. | X の名前とアバター(アイコン)で参加できる |
| Join a call / No account needed. | 通話への参加はアカウント不要 |
| Enter a code or link | 参加はコードかリンクを入れて行う |
一言でまとめると、「X アカウントで会議を開き、相手はアカウントなしでもコードやリンクで参加できる」会議ツールです。招待する側だけが X のアカウントを持っていればよい、という作りは Zoom や Google Meet の招待リンクに近い考え方です。
公式に分かっていること・分かっていないこと
X Calls は、まだ公式の発表がほとんど無いサービスです。公式のページで確かめられたことと、確かめられなかったことを分けておきます。

| 項目 | 2026年10月29日時点の状況 |
|---|---|
| サービスの所在 | call.x.com(X のドメイン)で公開中 |
| できること | 通話の開始・予約、名前とアバターでの参加(トップページの表示) |
| 参加に必要なもの | コードかリンク。「No account needed.」と表示 |
| 開始に必要なもの | 「Continue with X」から X アカウントでサインイン |
| 公式発表・ヘルプ | X の公式ブログ・ヘルプセンターに X Calls の案内は見当たらない |
| 提供開始日・ベータの範囲 | 公式には示されていない |
| 料金・プレミアムとの関係 | 公式には示されていない |
| 参加人数・時間の上限 | 公式には示されていない |
| 録画・文字起こし・暗号化 | 公式には示されていない |
| 対応アプリ(iOS・Android) | 公式の案内は見当たらない |
海外の記事では「10月初めからベータ」「Web・Android・iOS で参加できる」などと紹介されています。ただし、記事によって日付や機能が食い違っており、X 自身の発表を引用したものは見つかりませんでした。この記事では、これらを確定した情報としては扱いません。
X Callsでできること
トップページの案内から読み取れる機能は、次の4つです。
① 通話を始める
「You can start one」とあるとおり、サインインした X ユーザーは通話を始められます。始め方の詳しい画面は、サインインしないと見られません。
② 通話を予約する
「schedule it」とあり、あとの日時に通話を予約できることが示されています。予約の画面や、カレンダーとの連携の有無は公式には説明されていません。
③ 名前とアバターで参加する
サインインした人は、X の名前とアバターで通話に参加できます。相手から見て誰が入ってきたかが分かりやすい仕組みです。
④ コードかリンクで参加する(アカウント不要)
トップページ下部の「Join a call」には 「No account needed.」 と書かれています。招待のコードかリンクを入力すれば、X アカウントなしで参加できるという案内です。
ただし、主催者側で参加できる人を絞れるかどうか、待機室(ロビー)があるかどうかは、公式には説明されていません。
既存のDM通話・スペースとの違い
X にはこれまでも、DM の音声・ビデオ通話と、音声のライブ配信のような スペース がありました。X Calls はそのどちらとも別の入口です。

| X Calls | DM の音声・ビデオ通話 | スペース | |
|---|---|---|---|
| 形式 | 通話(会議)。詳細は未発表 | 音声通話・ビデオ通話 | 音声のみのライブの会話 |
| 始める場所 | call.x.com | DM の会話の電話アイコン | X のアプリのスペースの機能 |
| 参加できる人 | コード・リンクを持つ人。アカウント不要と表示 | 通話を受けるのはすべてのアカウントが可能(受信の範囲は設定で管理) | 一般公開。誰でもリスナーとして参加できる |
| 主な条件 | 開始は X アカウントでサインイン | 発信はプレミアムサブスクライバー。相手から過去に1回以上 DM を受け取っている必要 | ホスト・共同ホストを含め最大13人が話せる |
| 予約 | できる(ページの表示) | — | スケジュール設定ができる |
X ヘルプセンター(日本語版)によると、DM の通話はプレミアムサブスクライバーが発信でき、受信はすべてのアカウントで可能です。発信するには、相手から過去に1回以上 DM を受け取っている必要があります。
スペースは音声のみのリアルタイムの会話で、フォローしていない人も含めて誰でもリスナーとして参加できます。話せるのは、ホスト1人と共同ホスト2人を含む最大13人です。
つまり、DM の通話は「X のユーザー同士の通話」、スペースは「公開の音声配信」です。X Calls は 「X を使っていない人も招いて話す会議」 に向けた入口——という違いがあります。
参加・開始する方法
公式ページの表示から分かる範囲で、手順をまとめます。
① 招待されて参加する場合
- 主催者から招待のリンクかコードを受け取る
- リンクを開く。コードの場合は call.x.com を開き、「Join a call」の欄(Enter a code or link)に入力して「Join」を押す
- ページの案内に「No account needed.」とあるとおり、X アカウントは不要とされています
参加後の画面(カメラ・マイクの設定など)は、公式には説明されていません。
② 自分で通話を始める・予約する場合
- call.x.com を開く
- 「Continue with X」 を押すと、X(x.com)のログイン画面に進みます
- サインイン後に、通話の開始・予約ができるとされています
通話を始めるには X アカウントが必要です。プレミアム(有料プラン)が必要かどうかは、公式には示されていません。
Google Meet・Zoomとの違い
X Calls は、Google Meet や Zoom と同じくリンクで人を招く会議ツールの形をしています。ただし、X Calls は機能・料金の公式な説明がまだ無いため、公式に書かれている「アカウントなしでの参加」の扱いだけを比べます。
| X Calls | Google Meet | Zoom | |
|---|---|---|---|
| アカウントなしで参加 | できると表示(No account needed.) | できる。ただし主催者か参加者の承諾が必要 | できる。ブラウザから名前を入れて参加できる |
| 主催に必要なもの | X アカウント | Google アカウント | Zoom アカウント |
Google Meet のヘルプでは、Google アカウントがなくても参加できるが、主催者または参加者に承諾してもらう必要があると案内されています。主催者のアカウントの種類によって、既定で参加できる範囲が変わり、管理者が制限することもできます。
Zoom のサポートページでは、アカウントなしでも会議に参加できるとしつつ、最良の体験のためにサインインを勧めています。
料金・参加人数・録画・文字起こしなど、Meet や Zoom では公式に案内されている項目も、X Calls ではまだ公式には示されていません。
Google Meet の議事録機能の詳細はこちらです。

Zoom の会議データを AI から使う方法は、次の記事で解説しています。

利用前に気をつけたいこと
X Calls を使う前に、次の点を押さえておくと安心です。
① 提供状況は「公式発表待ち」
ベータ版かどうか、どの国・地域で使えるか、いつ正式に始まるかは公式には示されていません。サインインしても、アカウントによっては一部の機能が使えない可能性があります。
② 規約・データの扱いが確認できない
2026年10月29日時点で、call.x.com のトップページには利用規約やプライバシーポリシーへのリンクがありません。X のプライバシーポリシーにも、X Calls についての個別の記述は見当たりませんでした。
通話の録音・保存や暗号化についての公式な説明も無いため、社外秘の会議や個人情報を扱う打ち合わせでは、正式な案内が出るまで既存の会議ツールを使うのが無難です。
③ 招待リンクの扱い
コードかリンクがあれば、アカウントなしで参加できると案内されています。リンクを公開の場に貼ると、想定外の人が入ってくる可能性があります。招待リンクは、参加してほしい相手にだけ送るようにしましょう。
④ ページは英語のみ
2026年10月29日時点では、日本語の環境で開いても表示は英語でした。案内文は短いので、上の表の訳を参考にしてください。
海外の報道・テスターの報告
X Calls は、公開前から海外の X ユーザーの間で話題になっていました。いずれも公式発表ではなく、個人の報告である点に注意してください。
X の新機能を追っている海外のユーザー @blankspeaker は、2026年9月10日(日本時間)の投稿で、開発中の X Calls にカメラとマイクを確認できるロビーや、通話中のサイドチャットが加わったと伝えています(出典)。
同じユーザーは2026年9月28日(日本時間)の投稿で、すぐに始める通話、リンクやコードで共有する通話、タイトル・説明・招待者・時間を指定した予約ができる「Zoom や Google Meet に近いグループ会議」の公開が近いと報告しています(出典)。
こうした機能は、公式の発表がまだ無いため、正式版でそのまま提供されるとは限りません。
IT Picksで確認したこと
2026年10月29日時点の call.x.com を、パソコンとスマートフォンの画面幅で開き、トップページの表示を確認しました。
パソコンの画面幅では、中央に見出し「Calls」と、「Sign in to see your calls. You can start one, schedule it, and join with your name and avatar.」の説明、黒いボタン「Continue with X」が表示されました。その下に「Join a call / No account needed.」と、「Enter a code or link」の入力欄・「Join」ボタンが並んでいます。

スマートフォンの画面幅でも、同じ文言と入力欄が1画面に収まって表示されました。日本語の環境で開いても表示は英語で、ページ内に利用規約・プライバシーポリシー・ヘルプへのリンクはありませんでした。

「Continue with X」のリンク先は、x.com のログインページ(ログイン後に call.x.com に戻る指定つき)になっていました。
IT Picks的な所感
X Calls は、X を使っていない人も招ける「会議」の入口を、DM ともスペースとも別に用意した点が新しいと思います。招待する側だけが X アカウントを持っていればよい作りは、Meet や Zoom の使い勝手に寄せたものと言えます。
一方で、料金・人数・録画・暗号化・規約といった、仕事で使うかを決める材料がまだ何も公式に示されていません。トップページ以外の情報は海外の報告頼みで、日付や機能の説明も記事ごとに食い違っています。
当面は、X のフォロワーやコミュニティと気軽に話す場として様子を見つつ、業務の会議は既存のツールを使い続けるのが現実的だと考えています。X から正式な発表やヘルプのページが出たら、改めて内容を確かめたいところです。
まとめ
X Calls のポイントをまとめます。
- サービス名:X Calls(call.x.com)
- できること:通話の開始・予約、名前とアバターでの参加(トップページの表示)
- 参加:コードかリンクで参加、アカウント不要と表示
- 開始:X アカウントでサインイン(「Continue with X」)
- 公式発表:2026年10月29日時点で X のブログ・ヘルプセンターに案内なし
- 未発表の点:提供開始日、料金、参加人数、録画、暗号化、提供地域、専用の規約
- DM 通話との違い:DM の通話は X ユーザー同士(発信はプレミアム)、X Calls は外部の人も招ける
招待リンクが届いたら call.x.com から参加できますが、仕事で使うかどうかは、X の正式な発表を待ってから判断しましょう。
