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Chatworkの料金プランの違いは?無料版の制限と選び方【2026年版】

Chatworkの料金プランの違いは?無料版の制限と選び方【2026年版】
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「Chatwork は無料のままで大丈夫?有料にするならどのプラン?」——社内やお客様との連絡に Chatwork を使っていると、一度は迷うポイントです。

2026年は Chatwork の有料プランに変化が続いた年でした。2026年8月4日から有料プランの名称が変わり、「ビジネス」は「スタンダード」に、「エンタープライズ」は「プロフェッショナル」になりました。6月には有料プラン向けの AI 機能の提供も始まっています。

さらに2026年10月には、タスク機能の刷新を含む最新アップデート情報(10月9日)と、SMS による2段階認証の送信元変更(11月4日予定)が公式に案内されました。

この記事では、公式の料金ページとお知らせをもとに、3つのプランの違い・料金・無料版の制限・選び方を整理します。古いプラン名の解説記事を見て混乱している人が、今の料金表を正しくつかむための記事という位置づけです。

この記事はこんな人向けです

  • Chatwork を無料で使っていて、有料プランにするべきか迷っている
  • 「ビジネス」「エンタープライズ」から変わった新しいプラン名と料金を確認したい
  • 有料プランで使える AI 機能やセキュリティ機能の違いを知りたい

Chatworkの料金プランとは?一言でまとめると

「無料で始められるフリー」「業務で本格的に使うスタンダード」「セキュリティを強化したプロフェッショナル」の3段階です。料金は1ユーザーあたりの月額で、年間契約と月間契約で単価が変わります。

プラン 旧名称 年間契約(税抜・1ユーザー/月) 月間契約(税抜・1ユーザー/月) ひとことで
フリー (変更なし) 0円 0円 閲覧は直近40日、100人まで
スタンダード ビジネス 700円 840円 制限なし+AI 機能
プロフェッショナル エンタープライズ 1,200円 1,440円 +セキュリティ・SLA

※ 料金は Chatwork 公式の料金ページ(2026年10月17日確認)。表示価格はすべて税抜です。

結論を先に言うと、仕事で毎日使うならスタンダード、社外ユーザーとのやり取りや端末を会社として制限したいならプロフェッショナルが基本線です。フリーは「お試し」や、過去ログが40日で見られなくなっても困らない使い方に向いています。

2026年に何が変わった?プラン名・AI機能・タスク・SMS認証

2026年に公式から出た、プラン選びに関係するお知らせをまとめます。

2026年のChatworkの主な変更
Chatwork 公式のお知らせ(2026年6月26日〜10月9日)をもとに IT Picks 編集部が作成

① プラン名の変更(料金・機能は変わらない)

公式のお知らせ(2026年7月1日)によると、2026年8月4日の新規申込から新しいプラン名になり、既存の契約も8月12日以降に順次移行、9月30日に全契約の移行が完了する予定とされていました。

変わったのは名称だけで、機能・料金・契約条件は変更なしです。利用者側の手続きも不要で、請求書や領収書のプラン名は移行後の請求分から新しい名前になります。

② 有料プランに AI 機能

2026年6月26日のお知らせで、AI 要約・AI 下書き作成などの AI 機能を、スタンダード/プロフェッショナルの利用者に順次提供すると発表されました。詳しくは後の「スタンダードプランでできること」で整理します。

③ タスク機能の刷新

これまでは、複数人に依頼したタスクは人数分のタスクに分かれていました。2026年9月上旬からは1つのタスクを複数人で管理する仕組みに変わり、10月9日の最新アップデート情報で、担当者ごとの完了状況の一覧や「全員分を完了」などの操作が紹介されています。全プランのタスク機能に関わる変更で、過去のタスクも自動で新しい形に移行されます。

④ SMS 認証コードの送信元が変わる(11月4日予定)

2026年10月7日のお知らせによると、2026年11月4日から、2段階認証の SMS の送信元が「CHATWORK」から共通ショートコード「0005580000」に変わります。なりすまし SMS 対策で、利用者の手続きは不要です。

料金ページの比較表では、SMS 認証を選べるのは有料プランだけで、フリーはアプリ認証のみです。変更日以降に「CHATWORK」名義で認証コードが届いた場合は、Chatwork からの送信ではない可能性があると公式は注意を呼びかけています(海外の電話番号を登録している場合は従来どおり「CHATWORK」から届きます)。

料金:年間契約と月間契約でいくら違う?

有料プランは年間契約の方が割安で、公式ページでは「年間契約なら2ヶ月分お得」と案内されています。

プラン 契約 税抜(1ユーザー/月) 税込の目安(10%で計算) 1年間の合計(税抜・1ユーザー)
スタンダード 年間契約 700円 770円 8,400円
スタンダード 月間契約 840円 924円 10,080円
プロフェッショナル 年間契約 1,200円 1,320円 14,400円
プロフェッショナル 月間契約 1,440円 1,584円 17,280円

※ 税抜の料金は Chatwork 公式の料金ページ(2026年10月17日確認)。税込・年間合計は IT Picks 編集部の計算値です。

たとえば 10人でスタンダードを年間契約すると、税抜で月7,000円・年84,000円です。月間契約なら月8,400円・年100,800円なので、1年続けて使うなら年間契約で16,800円(税抜)安くなる計算です。

プロフェッショナルは最小ユーザー数が5ユーザーなので、少人数でも税抜で月6,000円(年間契約)からになります。

どちらの有料プランも1ヶ月間の無料トライアルがあります。

Chatwork 公式の料金プランのページ
出典: Chatwork「料金プラン」
プラン・料金
プラン・料金

フリープランの制限:無料でどこまで使える?

フリープランに利用期間の制限はありません(公式 FAQ)。ただし、機能や人数には次の制限があります。

① メッセージの閲覧は直近40日以内

もっとも影響が大きいのがこれです。閲覧できるのは直近40日以内のメッセージで、それより前のやり取りは見られません。有料プランは全期間のメッセージを閲覧できます。

「半年前の見積もりの話をさかのぼりたい」といった使い方をするなら、フリーでは足りません。

② 組織外のコンタクトは1ユーザー20人まで

フリーでは組織外のコンタクトが1ユーザーあたり20人までです。取引先とのやり取りが多い人ほど、先にこの上限に当たります。有料プランは無制限です。

③ ユーザー数100人・ストレージ10GB(組織全体)

フリーの組織は100人まで、ファイルの保存容量は組織全体で10GBです。有料プランはユーザー数無制限・1ユーザーあたり10GBになります。

④ 通話は1対1、リアクションは6種類

ビデオ通話・音声通話は1対1のみ(有料プランは14人まで)。メッセージへのリアクションは6種類に限られ、予約送信や自分宛て一覧も使えません。

⑤ 広告が表示される

フリーでは広告が表示されます(自社・グループ会社のサービス案内を除く)。有料プランは非表示です。

スタンダードプランでできること:AI機能も

スタンダードは、フリーの制限をすべて外したうえで、便利機能と AI 機能を足したプランです。

  • メッセージの閲覧・ユーザー数・コンタクト数が無制限
  • 予約送信(指定した日時にメッセージを送る)、自分宛て一覧、リアクション全種類
  • ビデオ通話・音声通話は14人まで
  • ユーザー情報の一括インポート・エクスポート、管理者権限の委譲
  • メールサポート

AI 機能は、公式の比較表では次のように分かれています。

AI 機能 内容(公式の説明の要約) フリー スタンダード/プロフェッショナル
AI 要約 離席中に溜まった未読メッセージを要約 - ○
AI 下書き作成 メモ感覚の入力からメッセージ文を提案。トーン設定も可能 - ○
AI 労働・雇用ニュース 厚生労働省の情報などから法改正・制度変更のニュースを収集 ○ ○
AI 解説・分析 集めた情報を「専門分析」「やさしい解説」で分析 - ○
AI 資料作成 顧問先や社内への共有資料の作成を支援 - ○

※ Chatwork 公式の料金ページ・お知らせ(2026年6月26日)をもとに作成(2026年10月17日確認)。

公式は、AI 機能についてモデルの学習に使われることはない、AI がメッセージを勝手に送信することもないと説明しています。なお、AI 機能は順次提供とされており、個別の提供時期は案内されていません。

会議の議事録まで AI に任せたい場合は、Web 会議ツール側の機能を使う方法もあります。Google Meet の例は次の記事で解説しています。

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プロフェッショナルプランが必要なケース

プロフェッショナルは、スタンダードの全機能に、組織として情報を守るための機能を加えたプランです。公式の比較表でプロフェッショナルだけにある主な機能は次のとおりです。

分類 プロフェッショナルだけの機能
セキュリティ 社外ユーザー制限、モバイル端末制限、ファイル送信禁止、シングルサインオン、IP アドレス制限、専用 URL
管理 チャットログのエクスポート
サポート SLA(サービス品質保証)、管理者向けのチャットサポート

次のどれかに当てはまるなら、プロフェッショナルを検討する価値があります。

  • 社員が勝手に社外の人とつながるのを防ぎたい
  • 会社が許可した端末・ネットワークからだけ使わせたい
  • 社内のアカウント管理を SSO(シングルサインオン:1つの ID で複数サービスにログインする仕組み) にまとめたい
  • 監査や退職者対応のためにチャットログを書き出したい

逆に、これらが不要な小規模チームなら、スタンダードで機能的に困る場面は少ないはずです。

どのプランを選ぶ?人数・用途別の目安

公式の比較表をもとに、選び方の目安を1枚にまとめました。

Chatworkのプラン選びの目安
Chatwork 公式の料金ページ(2026年10月17日確認)をもとに IT Picks 編集部が作成
  • フリーで十分:個人や数人の試用、過去ログを40日以上さかのぼらない、取引先は20人以内
  • スタンダード:業務で毎日使う会社の標準。過去ログを残したい、取引先が多い、グループ通話や AI 要約を使いたい
  • プロフェッショナル:社外ユーザー制限・端末制限・SSO・SLA が必要な会社。5ユーザー以上が前提

すでに Microsoft 365 を契約していて Teams が使える会社なら、チャットを Teams に寄せるかどうかも比べておきたいところです。Microsoft 365 の法人プランの違いは次の記事で整理しています。

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契約前に知っておきたい注意点

公式の料金ページの注記と FAQ から、見落としやすい点をまとめます。

  1. アップグレードは組織内の全ユーザーが対象です。一部のユーザーだけを有料にすることはできません
  2. 有料プランからフリーへのダウングレードはできません
  3. 料金はユーザー数ではなくライセンス数で決まります。ユーザー数とライセンス数が違うときは、ライセンス数に基づいた料金になります
  4. 年間契約の途中で月額契約に切り替えることはできません
  5. 月額契約は、月の途中で解約しても、その月の料金は全額かかります
  6. 支払いはクレジットカードか銀行振込(プランで使える方法が異なる)。銀行振込は申込日から5営業日以内の利用開始です
  7. 2026年8月から、新しく管理者アカウントを登録するときに電話番号認証が必要です。日本国内の電話回線から発信者番号を通知して発信する方式で、非通知設定や IP 電話では認証できません(既存の利用者やユーザー追加には影響なし)

特に1と2は、「まず一部の部署だけ有料で試す」が通常の契約ではできないということです。迷ったら、先に1ヶ月の無料トライアルで確かめるのが確実です。

利用者の声:ITreview のレビューから

レビューサイト ITreview に投稿された、Chatwork 利用者の声を紹介します(いずれも投稿者個人の感想です。Chatwork のレビュー一覧)。

ITreview に2025年7月16日に投稿されたレビュー(従業員20人未満・建設/鉱業/金属の企業、有償利用)では、連絡が早く確実になり、タスクや進捗が見えるようになった点を評価しています。一方で、スマホアプリの通知がたまに遅れること、ファイル検索の精度や速度、アーカイブ管理の強化を要望しています(出典)。

2024年12月20日に投稿されたレビュー(従業員20人未満のソフトウェア/SI 企業、無償利用)では、シンプルで直感的な操作性とメッセージ検索を評価する一方、フリープランのストレージ容量が限られ、ファイル共有が多いとすぐに埋まる点と、スマホアプリの通知の遅れを挙げています(出典)。

この2件のレビューでは、スマホの通知の遅れが共通して挙がっています(出典1・出典2)。フリーの容量(組織全体で10GB)が足りるかは、ファイルをどれだけ Chatwork に置くかで変わります。

チャットとは別に、タスク管理を専用ツールで行う会社もあります。提供終了が決まっているタスク管理ツール「Jooto」の移行先は次の記事で比べています。

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よくある質問

Q. Chatwork の「ビジネスプラン」はなくなったのですか?

A. 名前が変わっただけです。2026年8月からビジネスプランは「スタンダードプラン」、エンタープライズプランは「プロフェッショナルプラン」になりました。公式は機能・料金・契約条件に変更はないとしています。

Q. フリープランはずっと無料で使えますか?

A. 公式 FAQ では、フリープランに利用期間の制限はないとされています。ただし、閲覧できるメッセージは直近40日以内などの制限があります。

Q. AI 機能は追加料金がかかりますか?

A. 公式の料金ページでは、AI 要約・AI 下書き作成などはスタンダード/プロフェッショナルの機能として記載されており、別料金のオプションとしては案内されていません。AI 労働・雇用ニュースはフリーでも使えます。

Q. 一部の社員だけ有料プランにできますか?

A. できません。フリーから有料プランへのアップグレードは組織内の全ユーザーが対象です。

Q. 有料プランを試してからフリーに戻せますか?

A. 有料プランへアップグレードした後は、フリープランにダウングレードできません。まずは有料プランの1ヶ月の無料トライアルで試すのがおすすめです。

まとめ

Chatwork の料金プランのポイントをまとめます。

  • プラン:フリー・スタンダード(旧ビジネス)・プロフェッショナル(旧エンタープライズ)の3つ
  • 料金(税抜・1ユーザー/月):スタンダード700円/プロフェッショナル1,200円(年間契約)、月間契約は840円/1,440円
  • フリーの主な制限:閲覧は直近40日以内、組織外コンタクト20人/1ユーザー、100人・10GB(組織全体)、通話は1対1
  • AI 機能:AI 要約・AI 下書き作成などは有料プランのみ(AI 労働・雇用ニュースはフリーでも可)
  • プロフェッショナルの価値:社外ユーザー制限・端末制限・SSO・IP 制限・SLA。最小5ユーザー
  • 直近の変更:タスクの刷新(2026年9月)、SMS 認証の送信元変更(2026年11月4日予定)
  • 注意点:アップグレードは全員が対象、ダウングレード不可

フリーで過去ログや取引先の上限に困り始めたら、まずはスタンダードの1ヶ月無料トライアルで、AI 要約やグループ通話が業務に合うか確かめてみてください。

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