ChatGPTの広告を消すには?表示される条件と設定【2026年版】
「ChatGPT の回答の下に、見慣れない“広告”が出てきた」——そんな人に向けた記事です。
2026年10月21日、OpenAI は ChatGPT の広告を新たに26か国へ広げ、世界89か国で提供すると発表しました。あわせて、広告が出るのは無料版(Free)と Go プランだけであることも改めて示しています。

日本ではすでに 2026年8月の時点で広告が始まっています。この記事では、OpenAI の公式ヘルプをもとに、広告が出る条件、会話データの扱い、そして 広告を消す・減らす3つの方法 を整理します。広告の仕組みを知っておけば、有料プランに切り替えるべきかを落ち着いて判断できるはずです。
この記事はこんな人向けです
- ChatGPT の無料版や Go で、回答の下に出る広告が気になっている
- 広告のために会話の内容が広告主に渡っていないか心配
- 広告を消す方法(設定・広告なしの無料版・有料プラン)の違いを知りたい
ChatGPTの広告とは?一言でまとめると
「無料版と Go プランで、回答の下に表示されるスポンサー枠」 です。
OpenAI によると、広告は ChatGPT の回答を作るモデルとは別のシステムで配信 されます。広告主が回答の内容や順位を変えることはできず、広告には広告であることが明示されます。
| 項目 | 内容(2026年10月26日時点の公式ヘルプ) |
|---|---|
| 表示されるプラン | 無料版(Free)・Go |
| 表示されないプラン | Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu |
| 表示される場所 | 回答の下(広告ユニットは1つ) |
| 回答への影響 | 影響しない(別のシステムで配信) |
| 広告主に渡る情報 | 表示回数・クリック数などの 集計情報だけ |
| 消す方法 | 広告なしの無料版、Plus / Pro へのアップグレード |
なお、広告が表示されても OpenAI がその商品を推奨しているわけではない と、ヘルプに明記されています。
日本ではいつから?これまでの経緯
日本での広告は、2026年8月11日に OpenAI が「開始した」と公表しています。米国でのテストから約半年で、日本にも広がった形です。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年2月9日 | 米国で広告のテストを開始(ログイン済みの成人、Free と Go) |
| 2026年3月26日 | カナダ・オーストラリア・ニュージーランドへの拡大を予告 |
| 2026年5月7日 | 英国・メキシコ・ブラジル・日本・韓国への拡大を予告 |
| 2026年8月11日 | 上記5か国で 広告を開始したと公表 |
| 2026年10月21日 | 新たに26か国へ拡大し、89か国で提供 |

10月21日の発表では、今後は 広告の形式や購入方法、効果測定の機能を増やしていく 方針も示されました。日本の無料版利用者にとっても、広告は「一時的なテスト」ではなく、当面続く前提で付き合う仕組みと考えたほうがよさそうです。
広告が表示されるプラン・されないプラン
広告が出るのは無料版と Go だけ です。月額料金を払っていても、Go には広告が出る点に注意してください。
| プラン | 広告 | 料金(公式ヘルプ・発表の表記) |
|---|---|---|
| 無料版(Free) | 表示される | 0円 |
| 無料版(広告なしに変更) | 表示されない | 0円(利用上限が下がる) |
| Go | 表示される | 米国で月額 $8(一部の市場は現地通貨) |
| Plus | 表示されない | 月額 $20 |
| Pro(100 / 200 / 500) | 表示されない | 月額 $100 / $200 / $500 |
| Business・Enterprise・Edu | 表示されない | 組織向け |
※ 料金は2026年10月26日時点で OpenAI のヘルプ・発表に記載されている米ドル表記です。日本での円建ての価格は、ChatGPT の購入画面で確認してください。
プラン以外にも、広告が出ない条件があります。
- 18歳未満と判定されたアカウント: 申告した年齢と、利用状況から年齢を推定する仕組みで判定されます
- 一時チャット: 一時チャットには広告は表示されません
- デリケートな話題: 健康に関する個人的な内容、メンタルヘルス、政治の話題の近くには表示されません
一方、ログインしていない状態でも広告は表示されることがあり、その場合は全年齢向けの広告に限られる、とされています。
ChatGPT 以外の AI チャットも含めて選び直したい人は、こちらも参考になります。

広告はどこに、どう表示される?
基本は「回答の下に1つ」 です。広告ユニットには、1枚または複数枚の画像が含まれることがあります。
① 回答の下のスポンサー枠
通常の会話では、ChatGPT の回答の下に広告ユニットが1つ 表示されます。回答の文章の中に広告が混ざるわけではありません。
② 画像生成中の広告(テスト中)
OpenAI は 画像を生成している間に、複数の画像を使った広告を表示する形式もテスト中 です。生成中の画像とは区別して表示され、ヘルプ(英語版)では画像の生成が終わると広告は消えると説明されています。
③ 規制のある業種の広告
ヘルスケアや金融サービスのような業種でも、OpenAI の基準を満たせば広告を出せる場合があります。ただし 個人の健康に関する会話の近くには出さず、政治広告は認めていません。
会話は広告主に渡る?データの扱い
会話の内容が広告主に渡ることはありません。ここは公式ヘルプが最もはっきり書いている部分です。
| 気になる点 | 公式ヘルプの説明 |
|---|---|
| 会話は広告主に渡る? | 渡らない。データの販売もしない |
| 広告主が受け取るもの | 表示回数・クリック数などの 集計された情報だけ |
| 広告を選ぶのに使う情報 | 今の会話の内容、おおまかな位置や言語 |
| パーソナライズが有効なとき | 上に加えて、過去のチャット・メモリ・広告への反応 |
| 広告主にメッセージを送ったとき | 広告主に見えるのは 自分が送ったメッセージだけ |
| 広告データを削除したとき | 広告に使われなくなり、最大30日で削除 |
つまり 「広告主に会話が見られる」ことはない ものの、パーソナライズが有効だと 過去のチャットやメモリが広告選びに使われる ことがあります。気になる場合は、次の節の設定で止められます。
ChatGPT のプライバシーまわりでは、特定のチャットを PIN で隠す「ロック済みチャット」も10月に始まっています。

広告を消す・減らす3つの方法
広告を完全に消す方法は2つ、残したまま減らす(調整する)方法が1つ です。

① 無料版のまま「広告なし」に切り替える
お金をかけずに広告を消せる 方法です。その代わり、メッセージの上限が下がり、画像生成や deep research などの一部の機能が使えなくなります。
② Plus 以上の有料プランにする
Plus(月額 $20)や Pro には広告が表示されません。上限も機能も減らさずに広告を消したいなら、この方法になります。Go は有料でも広告が表示される ので、広告を消す目的なら選択肢になりません。
③ 広告を残したまま設定で調整する
広告の数は減りませんが、広告に使われる情報を絞れます。パーソナライズをオフにする、過去のチャットとメモリを使わせない、見たくない広告を非表示にする、といった設定です。
広告なしの無料版に切り替える手順
公式ヘルプが案内している手順は、次のとおりです。
- ChatGPT で 「設定」 を開く
- 「広告の管理」 を選ぶ
- 「広告なしにプランを変更」 を選ぶ
- 「メッセージの上限を減らす」 を選ぶ(これで広告が無料で消える)
- 変更を確定する
切り替えると、利用上限に早く達しやすくなります。上限に達すると、ChatGPT に「アップグレード」か「広告を表示」を選ぶバナーが表示されることがあります。
元に戻す方法 は2つです。
- 上限に達したときのバナーで 「広告を表示」 を選ぶ
- 「設定」→「広告の管理」 のプランの項目から、広告付きの無料版に戻す
注意点として、この「広告なし」は無料版だけのオプション です。Go を使っている人が広告を消したい場合は、無料版に戻すか、Plus 以上にアップグレードする必要があります。
また、広告と広告なしの設定は 広告のテストが行われている地域でのみ表示される場合がある、とヘルプに書かれています。項目が見つからない場合は、アプリを最新版に更新してから確認してください。
広告を残したまま設定で調整する方法
広告付きの無料版のままでも、「設定」→「広告の管理」 で次のことができます。
| 設定 | できること |
|---|---|
| 広告のパーソナライズ | オフにすると広告が自分向けに選ばれなくなる(広告自体は消えない) |
| 過去のチャットとメモリ | オフにすると、過去のチャットとメモリが広告選びに使われなくなる |
| 履歴とトピック | 見た・操作した広告と、広告選びに使われるトピックを確認できる |
| 広告データを削除 | 広告の履歴とトピックを消す(チャットには影響しない。最大30日で削除) |
ここで混同しやすいのが、「パーソナライズをオフ」と「広告なし」は別物 という点です。パーソナライズをオフにしても、今の会話の内容に合わせた広告は表示され続けます。
広告そのものに対しては、広告の 「•••」メニュー から次の操作ができます。
- 広告を非表示: 見たくない広告を閉じる
- 広告を報告する: 誤解を招く・不適切な広告を報告する(報告すると非表示になる)
- この広告について: その広告が表示された理由を確認する
- ChatGPT に質問する: その広告を会話に共有して質問する(ChatGPT は通常、表示された広告を見ていない)
なお、広告を非表示にしたりクリックしたりしても、ChatGPT のメモリには保存されません。メモリを使わずに話したいときは、広告も表示されない 一時チャット を使う方法もあります。
どれを選ぶ?使い方別の目安
| こんな使い方なら | おすすめの方法 |
|---|---|
| 1日に数回、短い質問をするだけ | ① 広告なしの無料版。上限が下がっても困りにくい |
| 画像生成や deep research も無料で使いたい | ③ 広告を残して設定で調整 |
| 仕事で毎日使う・広告も上限も気にしたくない | ② Plus 以上 |
| 今 Go を使っていて広告が気になる | ② Plus 以上(Go のままでは消せない) |
| 広告に過去のチャットを使われたくないだけ | ③ の「過去のチャットとメモリ」をオフ |
広告が増えたことをきっかけに、どの AI を有料で使うか を考え直すのも一つの手です。たとえば Gemini はログインなしでも一部の機能を使えます。

無料版でも使える新しい表示形式については、GPT-6のIntelligent UIの解説で紹介しています。
よくある質問
Q. 広告が出ると、ChatGPT の回答が広告主に有利に変わりますか?
A. OpenAI は 「広告は回答に影響しない」 と説明しています。広告は回答を作るモデルとは別のシステムで配信され、広告主は回答の内容や順位を変えられないとされています。
Q. Go プランは有料なのに広告が出るのはなぜですか?
A. 公式ヘルプでは、広告が表示されるのは無料版と Go と明記されています。広告のない個人向けプランは Plus と Pro です。
Q. パーソナライズをオフにすれば広告は消えますか?
A. 消えません。今の会話の内容に基づく広告は引き続き表示 されます。広告を消すには、広告なしの無料版に切り替えるか、Plus 以上にする必要があります。
Q. 一時チャットなら広告は出ませんか?
A. 公式ヘルプでは 「一時チャットには広告は表示されません」 とされています。
Q. 広告の設定が見つかりません。
A. 広告の管理は、広告が提供されている(または提供予定の)地域の無料版・Go 利用者だけ が使えます。モバイルアプリで見つからないときは、最新版に更新してください。
まとめ
ChatGPT の広告のポイントをまとめます。
- 最新の動き:2026年10月21日に26か国へ拡大、89か国で提供
- 日本での開始:2026年8月11日までに開始(同日に OpenAI が公表)
- 広告が出るプラン:無料版(Free)・Go
- 広告が出ないプラン:Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu
- 表示される場所:回答の下に1つ(画像生成中の広告もテスト中)
- 会話データ:広告主には渡らない(集計情報のみ)
- 無料で消す方法:設定 → 広告の管理 → 広告なしにプランを変更(上限が下がる)
- 有料で消す方法:Plus(月額 $20)以上。Go では消せない
- 消さずに調整:パーソナライズ・過去のチャットとメモリをオフ、広告の非表示
まずは 「設定」→「広告の管理」を開いて、今の設定を確認 するところから始めてみてください。
