Backlogの新プランはいくら?2027年改定の料金と移行【2026年版】
「Backlog の料金が2027年から変わるらしいけど、うちはいくらになるの?」——契約更新を控えた管理者の方から、こうした疑問が出てくる時期になりました。
株式会社ヌーラボは2026年6月17日、Backlog のプランを2027年1月1日に一新すると発表しました。現在の4つの有料プランは廃止され、エコノミー・ビジネス・プロフェッショナルの3プランに変わります。現行プランの新規契約は2026年12月31日までです。

2026年10月に入ってからも、乗り換え法人向けの無償キャンペーン(10月1日発表・申込期限10月31日)や、新しいデザインの期間限定公開(10月14日〜)と、公式の動きが続いています。
さらに、プランの予約期限は適用開始日の64日前(銀行振込)です。2027年1月1日に更新を迎える銀行振込のスペースなら、計算上は2026年10月末ごろが目安になります。この記事では、公式ブログとヘルプセンターをもとに、新旧の料金差・今のプランの移行先・年内にやるべき手続きを整理します。値上げの影響を見積もり、予約か乗り換えかを決めるための記事という位置づけです。
この記事はこんな人向けです
- Backlog を契約していて、2027年1月1日のプラン改定で料金がいくらになるか知りたい
- スターター・スタンダードなど今のプランが、どの新プランに変わるのか・予約が必要か確認したい
- 予約の期限や支払い方法の変更など、年内にやるべき手続きを整理したい
Backlogの新プランとは?一言でまとめると
「スペース単位の定額制」はそのままに、有料プランを4つから3つに整理し、全体として値上げする改定です。料金は1ユーザーごとではなく、スペース(組織)ごとの月額です。
| 新プラン | 月払い(税抜) | 年払い(税抜・月あたり) | ユーザー数 | プロジェクト数 | ストレージ |
|---|---|---|---|---|---|
| エコノミー | ¥21,000/月 | ¥19,950/月 | 15 | 30 | 30GB |
| ビジネス | ¥36,300/月 | ¥34,485/月 | 無制限 | 無制限 | 100GB |
| プロフェッショナル | ¥100,000/月 | ¥95,000/月 | 無制限 | 無制限 | 300GB |
※ 料金は Backlog 公式ブログ「2027年1月1日からBacklogのプランが新しくなります」(2026年10月18日確認)。表示価格は税抜です。年払いは月払いより5%オフ。ユーザー数「無制限」は、安定運用のため最大10,000ユーザーまでが推奨されています。
結論を先に言うと、15人・30プロジェクト以内ならエコノミー、それを超えるか AI アシスタントや孫課題を使うならビジネス、アクセスログや大容量が必要ならプロフェッショナルです。最安だったスタータープラン(月¥2,700)は後継がなく、ここが一番影響の大きい変更です。

新旧の料金を比較:いくら上がる?
公式ヘルプの「機能が近いプラン」の対応で、今の料金と新料金を並べると次のとおりです。
| 今のプラン(月払い・税抜) | 機能が近い新プラン(月払い・税抜) | 差額(月) | 年払いの年額(今 → 新・税抜) |
|---|---|---|---|
| スターター ¥2,700 | 該当なし(エコノミー¥21,000 または ビジネス¥36,300) | — | ¥30,780 → ¥239,400 または ¥413,820 |
| スタンダード ¥16,000 | エコノミー ¥21,000 | +¥5,000 | ¥182,400 → ¥239,400 |
| プレミアム ¥27,000 | ビジネス ¥36,300 | +¥9,300 | ¥307,800 → ¥413,820 |
| プラチナ ¥75,000 | プロフェッショナル ¥100,000 | +¥25,000 | ¥855,000 → ¥1,140,000 |
※ 今の料金は Backlog 公式の料金ページ、新料金は公式ブログ(いずれも2026年10月18日確認)。差額・年額の比較は IT Picks 編集部の計算です。
スタンダード・プレミアム・プラチナは、月払いでそれぞれ約31%・約34%・約33%の値上げです(編集部計算)。税込(10%)で見ると、エコノミーは月¥23,100、ビジネスは月¥39,930、プロフェッショナルは月¥110,000になります。
スターターから移る場合は、エコノミーでも今の約7.8倍です。スターターはユーザー30人まで使えたので、16〜30人で使っているチームはビジネス(今の約13.4倍)が必要になります(いずれも編集部計算)。

ちなみに、エコノミーを15人で使うと1人あたり月¥1,400(税抜)です(編集部計算)。1ユーザー単位で課金するタスク管理ツールと比べるときは、この「1人あたり」で並べると判断しやすくなります。
プランごとの上限と機能の違い
新プランの違いは、上限(人数・プロジェクト・容量)と、ビジネス以上だけの機能の2つで決まります。
① エコノミー:今のスタンダード相当、ただし上限が厳しく
エコノミーは今のスタンダードに近いプランです。ただし、ユーザー数は無制限→15人、プロジェクト数は100→30に絞られます。アーカイブしたプロジェクトも上限に数える点に注意してください(公式 FAQ)。
一方で、エコノミーでは2段階認証の必須化ができるようになります(今のスタンダードではできません)。IP アドレスによるアクセス制限は50個までです。
② ビジネス:AI アシスタント・孫課題・横断ガント
ビジネスは今のプレミアムに近いプランで、次の機能はビジネス以上でしか使えません(公式ヘルプ「機能比較」)。
- ガントチャートの6か月以上の表示と、プロジェクト横断のガントチャート
- 孫課題(親・子・孫の3階層)
- Backlog AI アシスタント(無償枠は上限あり、追加枠は有料)
- Nulab Flowbase(ワークフロー自動化。無償枠は上限あり)
- カスタム属性
SAML 認証(シングルサインオン)・監査ログ・ユーザープロビジョニングは、ビジネス以上で Nulab Pass(別契約) を使う形です。
③ プロフェッショナル:アクセスログと大容量
プロフェッショナルは今のプラチナに近いプランです。IP アドレス制限の上限なし、アクセスログの提供、ストレージの容量追加オプション(有料)はプロフェッショナルだけです。
容量を追加した場合のプロフェッショナルの料金は、500GB で月¥120,000、1TB で月¥155,000(いずれも月払い・税抜)と公式 FAQ に記載されています。
今のプランは何に変わる?自動切り替えと要予約
切り替わるのは、2027年1月1日以降の最初の契約更新日(公式は「適用開始日」と呼んでいます)です。スペースごとに日付が違い、組織設定の「プラン」画面で確認できます。

| 今のプラン | 適用開始日に何が起きるか | 予約 |
|---|---|---|
| フリー | 2027年1月1日に新しいフリー(5人まで)へ自動切替 | 不要 |
| スターター | スターターは使えなくなる。予約がなければフリーへ自動移行(Nulab Pass 未契約の場合) | 必須 |
| スタンダード(15人以内・30プロジェクト以内・Nulab Pass なし) | エコノミーへ自動切替 | 不要 |
| スタンダード(16人以上、または30プロジェクト超、または Nulab Pass あり) | 下記のとおり公式の案内が分かれている | 予約しておくのが確実 |
| プレミアム | ビジネスへ自動切替 | 不要 |
| プラチナ | プロフェッショナルへ自動切替 | 不要 |
| エンタープライズ | 新しい料金を適用(機能・環境は変更なし) | — |
※ 公式ブログ・ヘルプセンター(2026年10月18日確認)の内容を整理したものです。エデュケーション・NPO プランは、新プランの料金を基準に引き続き半額です。
16人以上などのスタンダードの扱いは、公式の中で案内が分かれています。スタンダード向けのヘルプページは「自動でビジネスプランに変更」と案内しています。一方、公式 FAQ と予約機能のお知らせ(8月5日)は、自動では移行しないので期限までの予約が必ず必要としています。どちらの場合でも、プラン画面で案内を確認し、自分でビジネス以上を予約しておけば確実です。
なお、公式 FAQ によると、課題・Wiki・ドキュメント・ファイルなどのデータは新プランでもそのまま使え、移行作業は不要です。
スターター・フリー利用者は特に注意
① スターター:放置するとフリー(5人・1プロジェクト)に
スターター向けのヘルプページによると、適用開始日からスタータープランは利用できなくなります。Nulab Pass を契約しておらず予約もない場合は、フリープランへ自動で移行します。
新しいフリーはユーザー5人・1プロジェクト・100MBです。上限を超えていると、ユーザー・プロジェクト・添付ファイルや Git/Subversion への追加ができなくなります。続けて使うなら、ゲストを含めて15人以下ならエコノミー以上、16人以上ならビジネス以上を予約するよう公式は案内しています。
Nulab Pass を契約しているスターターは、ビジネス以上の予約が必要です。
② フリー:ユーザー上限が10人から5人に
フリーは2027年1月1日に、手続きなしで新しいフリープランに切り替わります。ユーザー上限は10人→5人です。
2026年12月31日までに追加した10人までのユーザーは、そのまま使えます。ただし、新しくユーザーは追加できません。さらに、2027年1月1日以降にユーザーを減らすと、5人を超える人数には戻せないと公式は注意しています。
また、フリーでは Nulab Pass が使えなくなります。その代わり、新しいフリーでは2段階認証の必須化が使えるようになります。
予約の期限と手順:いつまでに何をする?
2026年8月5日から、新プランを前もって予約できる機能が使えます。予約できるのは組織の契約管理者で、予約した時点では料金は発生しません。
| 支払い方法 | 予約の期限(公式の目安) |
|---|---|
| 銀行振込 | 適用開始日の64日前まで(請求書が発行されるまで) |
| クレジットカード | 適用開始日の2日前まで |
※ Backlog 公式ヘルプセンター(2026年10月18日確認)。具体的な期限の日付は、スペースごとに「プラン」画面に表示されます。
たとえば、銀行振込で2027年1月1日に更新するスペースなら、64日前は2026年10月29日です(編集部計算)。銀行振込の請求書は次回の契約開始日の63日前に発行されるため、10月29日ごろまでに予約しておく必要があります。期限に間に合わない場合は、契約管理者が理由を書いて問い合わせるよう公式は案内しています。
予約の手順は次のとおりです(公式ブログ)。
- グローバルバーの組織アイコンをクリック
- 「組織設定」をクリック
- 「プラン」タブをクリック
- 画面上部の「プランを選択」をクリック
- 予約したいプランを選び、「プランを予約」をクリック
期限内なら予約内容を変更できます。公式は、新プランを検討中の場合もまず予約したうえで、期限までに選び直せると案内しています。
予約の前に、ユーザー数とプロジェクト数を必ず確認してください。新プランの上限を超えているとプランを変更できません(公式 FAQ)。ユーザー数は「スペース設定」>「ユーザー設定」>「ユーザー」、プロジェクト数は「スペース設定」>「プロジェクト設定」>「プロジェクト」で確認できます。
また、Nulab Pass・容量追加・アクセスログのオプションを使っている場合、下位プランを予約するとそのオプションは解約になります。
年払い・支払い方法の変更点
新プランでは、銀行振込で選べる支払い期間が年払い(12か月)のみになります。
| 支払い方法 | 2026年12月31日までの更新 | 2027年1月1日からの更新 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 1か月・12か月 | 1か月・12か月(変更なし) |
| 銀行振込 | 3か月・6か月・12か月 | 12か月のみ |
※ Backlog 公式ヘルプセンター「新しいプランで利用できる契約期間について」(2026年10月18日確認)。
銀行振込で3か月・6か月契約のスペースは、適用開始日から自動で年払いになります。月払いを続けたい場合は、次回の契約開始日の63日前までに、クレジットカード払い・月払いへ変更する必要があります。
年払いは月払いより5%安いです。たとえばエコノミーなら、月払いで年¥252,000、年払いで年¥239,400(いずれも税抜)と、年¥12,600の差になります(編集部計算)。
2026年10月の動き:キャンペーンと新デザイン
① 乗り換え法人向け「チームまるごと0円スタートキャンペーン」
ヌーラボは2026年10月1日、他社のプロジェクト・タスク管理ツールを使っている法人を対象に、有料プランの契約開始から2027年3月31日までの利用料を無償にするキャンペーンを発表しました。
- 申込期限:キャンペーンと無料トライアルは2026年10月31日まで、有料プランの契約は2026年12月31日まで
- 支払い:2027年4月分から(銀行振込・年払い)
- 対象外:すでに契約中のプランの更新・変更、オプションの追加。ほかのキャンペーンとの併用も不可
契約時には、今使っているツールの契約状況が分かる資料(請求書や管理画面のスクリーンショットなど)の提出が必要です。新規にこれから Backlog を検討する会社向けの施策で、既存の Backlog 利用者の値上げを和らげるものではありません。

提供終了が決まった「Jooto」からの移行には、別に専用のキャンペーンと移行ツールが用意されています。Jooto の終了スケジュールと移行先の比較は次の記事で整理しています。

② 新しいデザインを12月中旬まで試せる
2026年10月14日からは、Backlog の新しいデザインを期間限定で試せるようになりました。全プランで利用でき、ユーザーごとに切り替えられます。
公式ブログによると、変わるのは見た目だけで、機能・データ・設定には影響しません。公開は12月中旬までで、期間終了後は原則として従来のデザインに戻るとされています。公式も、期間中は社内マニュアルの改訂や全社展開を控え、一部のメンバーで試すことを勧めています。
プランの改定とは別の話ですが、画面の構造に依存する外部ツールや拡張機能は正しく動かない可能性があるとされているので、ブラウザ拡張を使っているチームは注意してください。
新プランの選び方:人数・使い方別
公式の上限と機能から、選び方の目安をまとめます。
| こんなチーム | 選ぶプラン | 理由 |
|---|---|---|
| 5人以下・1プロジェクトで足りる | 新しいフリー | 0円。ただし容量は100MB |
| 6〜15人・30プロジェクト以内 | エコノミー | 月¥21,000(税抜)。2段階認証の必須化も可 |
| 16人以上、または31プロジェクト以上 | ビジネス | 人数・プロジェクト数が無制限 |
| AI アシスタント・孫課題・横断ガントを使いたい | ビジネス | ビジネス以上の機能 |
| SSO(SAML)を使いたい | ビジネス+Nulab Pass | フリー・エコノミーでは Nulab Pass 不可 |
| アクセスログや300GB超の容量が必要 | プロフェッショナル | アクセスログ・容量追加はここだけ |
※ Backlog 公式ブログ・PDF・ヘルプセンター(2026年10月18日確認)の上限・機能をもとにした目安です。
迷いやすいのは、15〜16人の境目です。エコノミーの15人にはゲストも含まれるため(スターター向けヘルプ)、社外のメンバーを招いているスペースは人数を数え直してください。
値上げを機に、ほかのツールと比べ直すのも一つの手です。Backlog はスペース単位の定額なので、人数が多いほど1人あたりは安くなります。逆に少人数なら、1ユーザー単位で課金するツールの方が安くなることがあります。
チャットツールの料金を見直すなら Chatwork、グループウェアごと見直すなら Microsoft 365 の記事も参考にしてください。


よくある質問
Q. 今の契約期間の途中で、追加料金を請求されますか?
A. 公式 FAQ によると、契約期間の途中でアップグレードしない限り、追加の費用はかかりません。新料金は、2027年1月1日以降の最初の契約更新日から適用されます。
Q. 年内に今のプランで新規契約すれば、旧料金で使えますか?
A. 今のプランの新規契約は2026年12月31日までできます。公式の説明では、既存の契約は2027年1月1日以降の最初の契約更新日に新プランになるため、次の更新日までは今のプランの料金です。ただし、更新日以降は新料金になります。
Q. 予約しないとどうなりますか?
A. 予約が必要な組織(スターターなど)が予約しないと、公式 FAQ は適用開始日以降に Backlog を利用できなくなる可能性があるとしています。スターターは、Nulab Pass を契約していなければフリープランに自動で移行します。
Q. 今のうちにダウングレードしておけますか?
A. ダウングレードは次の利用期間から適用されるため、次の利用期間が2027年1月1日以降なら、今のプランでのダウングレードはできません(公式 FAQ)。新プランの予約で、エコノミーなど希望のプランを選ぶ形になります。
Q. データの移行は必要ですか?
A. 不要です。課題・Wiki・ドキュメント・ファイルなどのデータは、新プランでもそのまま使えます。
Q. Cacoo や Nulab Pass の料金も変わりますか?
A. 公式 FAQ によると、Cacoo・Nulab Pass の料金やプランの内容に変更はありません。ただし、Nulab Pass を使えるのはビジネス・プロフェッショナルだけになります。
まとめ
Backlog の2027年プラン改定のポイントをまとめます。
- 改定日:2027年1月1日(既存契約は2027年1月1日以降の最初の契約更新日から)。今のプランの新規契約は2026年12月31日まで
- 新プラン(月払い・税抜):エコノミー¥21,000/ビジネス¥36,300/プロフェッショナル¥100,000。年払いは5%オフ
- 値上げ幅:スタンダード→エコノミー+¥5,000、プレミアム→ビジネス+¥9,300、プラチナ→プロフェッショナル+¥25,000(月払い)
- スターター:後継プランなし。予約しないとフリー(5人・1プロジェクト)へ自動移行
- フリー:ユーザー上限が10人→5人
- 予約の期限:銀行振込は適用開始日の64日前、クレジットカードは2日前まで
- 支払い:銀行振込は年払いのみに
- 10月の動き:乗り換え法人向け無償キャンペーン(申込は10月31日まで)、新デザインの試用(12月中旬まで)
まずは組織設定の「プラン」画面で、自分のスペースの適用開始日と予約期限を確かめ、ユーザー数・プロジェクト数を数えてから新プランを予約してください。
