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Evernoteの料金は?Starter・Advancedと無料版の違い【2026年版】

Evernoteの料金は?Starter・Advancedと無料版の違い【2026年版】
IT Picks編集部

「Evernote、また高くなった?今いくらなの?」——長く使ってきた人ほど、最近の料金の変化が気になっているはずです。

2026年11月3日、GIGAZINE が「Evernote の大幅値上げの裏では200回超の実験を通じて料金や機能の調整が進められていた」と報じ、Evernote の値上げが改めて話題になっています。Evernote は2026年1月19日の「Evernote v11」の発表で、個人向けプランを「Starter」と「Advanced」に刷新したと紹介し、従来の Personal / Professional は提供を終えました。既存の契約も段階的に新プランへ移行しています。

この記事では、Evernote 公式の料金比較ページとヘルプセンターをもとに、今の料金(円)・無料版の制限・Starter と Advanced の違い・やめるときにやることを整理します。報道の中身ではなく、今の契約をどうするか決めるための記事という位置づけです。

この記事はこんな人向けです

  • Evernote の値上げの話題を見て、今の料金とプランを確認したい
  • Personal / Professional から新しいプランに切り替わり、Starter と Advanced のどちらにするか迷っている
  • 無料のまま使い続けられるか、やめるなら何をすればよいかを知りたい

Evernoteの料金プランとは?一言でまとめると

個人向けは「Free(無料)」「Starter」「Advanced」の3段階です。違いは主にノートの件数・ノートブックの数・同期できる端末の数で、AI 機能などの基本機能は Starter と Advanced で大きく変わりません。

プラン 月払い 年払い ノート / ノートブック 端末 ストレージ
Free 0円 0円 50件 / 1冊 1台 1GB
Starter 1,100円 7,099円 1,000件 / 20冊 3台 5GB
Advanced 1,799円 17,899円 無制限 無制限 無制限

※ 料金は Evernote 公式ヘルプ「Discontinuing Evernote Personal & Professional / Introducing Starter & Advanced — FAQ」の日本円の価格表、上限は公式の「プランの比較」ページ(いずれも2026年11月3日確認)。Advanced にも性能維持・不正防止のための上限があります。

結論を先に言うと、ノートが1,000件を超えている人や、パソコン・スマホ・Web など4台以上で使う人は Advanced、ノートが1,000件以内で端末が3台までなら Starter が目安です。ノート50件・端末1台で足りるなら Free のままでも使えます。

法人向けには、1シートあたり月10ドルからの「Flexible」と、10席以上の「Enterprise」があります(料金比較ページの表示はドル)。この記事では個人向けプランを扱います。

何が変わった?2023年の値上げから新プランまで

ここ数年の公式の発表を時系列で整理します。

Evernoteの料金プランの主な変更
Evernote 公式ブログ(2023年4月28日・2026年1月19日)とヘルプセンターをもとに IT Picks 編集部が作成

① 2023年5月:Personal / Professional の値上げ

2023年4月28日の公式ブログで、Personal は月1,100円・年9,300円、Professional は月1,550円・年12,400円への値上げが発表されました。新規は2023年5月1日から、既存の利用者は次回の更新日から新料金で、公式は「約7年ぶりの値上げ」と説明していました。

② 無料プランの上限:ノート50件・端末1台

現在の Free プランは、ノート50件・ノートブック1冊・同時に使える端末1台までです。公式ヘルプは、上限は利用規約にもとづくサービスの変更で、事前の通知は必要ないという立場を示しています。

③ 2026年1月:Starter / Advanced に刷新

2026年1月19日の「Evernote v11」の発表で、Personal と Professional に代わる Starter と Advanced が紹介されました。理由として公式は、多くの機能を無料でも使えるようにした結果、Personal と Professional の違いが分かりにくくなっていたことを挙げています。

同じ発表で、AI Assistant(ノートを探して整理・作成するチャット)・セマンティック検索(意味で探す検索)・AI Meeting Notes(会議の録音・文字起こし・要約)の3つの AI 機能も入りました。

④ 既存の契約は段階的に移行中

公式 FAQ によると、既存の Personal / Professional の利用者は段階的に新プランへ移行しています。料金が変わる場合は事前に通知され、新料金が適用されるのは次回の請求日以降です。旧プランに戻すことや、個別の割引はできないと明記されています。

料金:月払いと年払いでいくら違う?

有料プランは年払いの方がかなり安くなります。

プラン 支払い 料金 1か月あたり 1年間の合計
Starter 年払い 7,099円 約592円 7,099円
Starter 月払い 1,100円 1,100円 13,200円
Advanced 年払い 17,899円 約1,492円 17,899円
Advanced 月払い 1,799円 1,799円 21,588円

※ 料金は Evernote 公式ヘルプの価格表(2026年11月3日確認)。1か月あたり・1年間の合計は IT Picks 編集部の計算値です。

1年続けて使うなら、Starter は年払いで6,101円、Advanced は年払いで3,689円安くなる計算です。

2023年の料金と比べると、Advanced の年払い17,899円は、旧 Personal(年9,300円)の約1.9倍、旧 Professional(年12,400円)の約1.4倍です。いっぽう Starter の年払い7,099円は旧 Personal より安いものの、ノート1,000件・ノートブック20冊の上限があります。

税と支払い方法の注意

公式ヘルプの日本円の価格表には、税込か税抜かの記載はありません。税は請求先の住所にもとづいて計算され、請求書で確認できると案内されています。

また、Apple(App Store)や Google Play 経由で契約している場合は、価格が異なることがあると公式 FAQ に書かれています。Evernote の Web サイトで直接契約すれば、公式サイトの価格になります。支払いはクレジットカード・デビットカード・PayPal(国・地域による)です。

有料プランには7日間の無料トライアル(特に指定がない場合)があり、大学生は Advanced の1年契約が40%オフになる学割もあります。

プランを比較して無料で始めましょう
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無料プラン(Free)の制限:どこまで使える?

Free プランのいちばん大きな制限は、ノート50件と端末1台です。

① ノート50件・ノートブック1冊まで

作れるのはノート50件・ノートブック1冊までです。ゴミ箱に入れたノートも件数に数えるので、空きを作るにはゴミ箱を空にする必要があります。

② 同時に使える端末は1台

パソコン・スマホ・Evernote Web のどれか1台だけです。Web ブラウザで開くのも1台に数えるので、「スマホとパソコンの両方で使う」ことは Free ではできません。2台目で開くと、ほかの端末の同期を外すよう求められます。

③ ストレージは1GB

保存できる容量は合計1GBです。上限に達したら、内容を消すか有料プランにする必要があります。

④ 上限を超えても、ノートは消えない

有料プランを解約して Free に戻り、ノートが50件を超えていても、既存のノートの閲覧・編集・共有・書き出し・削除はできます。できなくなるのは新しいノートの作成です。公式ヘルプは「ノートやデータが失われることはない」と明記しています。

Evernote 公式のプランの比較ページ
2026年11月3日時点(出典: Evernote「プランを比較して無料で始めましょう」)

StarterとAdvancedの違い

Starter と Advanced の差は、量(ノート・ノートブック・端末・容量)です。機能面は、文字起こし・Web クリップ・高度な検索・会議の録音など、主な機能は両方で使えます。

Evernote の個人向けプランの違い
Evernote 公式ヘルプとプランの比較ページ(2026年11月3日確認)をもとに IT Picks 編集部が作成
項目 Starter Advanced
料金(年払い / 月払い) 7,099円 / 1,100円 17,899円 / 1,799円
ノート 1,000件 無制限
ノートブック 20冊 無制限
添付ファイル 1,000個 無制限
スペース 10 公式 FAQ では12,000まで
タグ 100 公式 FAQ では100,000まで
同期できる端末 3台 無制限
ストレージ 5GB 無制限
連携できるカレンダー 5 5

※ 公式ヘルプ FAQ・プランの比較ページ(2026年11月3日確認)。Advanced の「無制限」には性能維持・不正防止のための上限があります。

添付ファイル1,000個の上限も見落としやすい点です。スキャンした PDF や写真をたくさん保存している人は、ノートの件数より先にこちらに当たることがあります。

どのプランを選ぶ?使い方別の目安

自分のノートの件数と、使っている端末の数で決めるのが確実です。

使い方 目安のプラン 理由
メモは数十件、スマホだけで使う Free ノート50件・端末1台に収まる
ノート1,000件以内、パソコン+スマホ+Web Starter(年払い) 端末3台まで、年7,099円
10年分のノート・大量の PDF やスキャン Advanced(年払い) ノート・添付・端末が無制限
年の途中でやめるかもしれない 月払い 年払いより割高だが、いつでも解約できる

すでにノートが1,000件を超えている人が Starter にすると、ノートは見られるものの、新しいノートは作れなくなります。Starter に下げる前に、ノートの件数・ノートブックの数・添付ファイルの数を確かめておくのが安全です。

料金プランの選び方は、ほかの業務ツールでも同じ考え方が使えます。

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Personal / Professionalからの値上げ:今の契約はどうなる?

Personal / Professional を契約している人は、順番に新プランへの移行の案内が届きます。公式 FAQ で示されている選択肢は3つです。

① そのまま Advanced で続ける

何もしなくてよい選択肢です。ノートや機能はそのまま使えます。

② Starter に切り替える

使い方が Starter の上限に収まるなら、次回の更新日の前に切り替えられます。

  • Advanced から Starter: アカウント設定の「Manage plan」→「Switch to Starter」で、次回の更新から Starter になります
  • Personal / Professional から Starter: いったん解約し、今の契約期間が終わってから Starter を契約し直します
  • Apple 経由: App Store・Apple アカウントのサブスクリプションから変更します
  • Google Play 経由: 解約し、期間が終わってから Starter を契約します

③ 解約する

解約しても契約期間の終わりまでは今のプランで使え、その後は Free に戻ります。ノートは消えません。

公式 FAQ によると、Advanced の料金が請求された人は、問い合わせフォームから返金を申請できます。ただし返金ポリシーの条件を満たす必要があります。

注意したいのは、旧プランには戻れないことです。今の契約のプランは、Evernote Web の新しい「Billing」ページで確かめるよう公式は案内しています(古い設定ページや Apple・Google Play の画面は最新でない場合があります)。

Evernoteをやめる・移行するときにやること

ほかのアプリに移る場合も、まずノートを書き出しておくのが基本です。Free でも書き出しはできます。

① ENEX または HTML で書き出す

書き出しはデスクトップ版(Mac・Windows)だけで、Evernote Web ではできません。

  1. デスクトップ版の Evernote を開く
  2. ノートブック、または書き出すノートを選ぶ
  3. 右クリック →「エクスポート」
  4. 形式(ENEX・HTML)を選び、タグや作成日などの項目を選んで書き出す

一度に書き出せるのは100件まで、またはノートブック単位です。ENEX ファイルは1つあたり300MB〜2GBの範囲でサイズを選べます。ほかのアプリに読み込むなら、多くの場合は ENEX 形式を使います。

② 移行先の例:Notion のインポート

Notion には、Evernote のノートを読み込む公式のインポート機能があります。Notion のヘルプによると、手順と注意点は次のとおりです。

  • 「設定」→「インポート」→「Evernote」から、Evernote アカウントと連携して読み込む
  • ノートブックはページ、ノートはデータベースの項目として取り込まれる
  • 約5,000ノートまでは確実に読み込める(それより多いと失敗することがある)
  • Evernote のチームのデータは対象外。画像や作成日が正しく表示されないことがある

ノートが多い人は、移行の前に Evernote 側で ENEX を書き出して手元に控えを残しておくと安心です。

Notion の料金の仕組みについては、AI 機能のクレジットの記事も参考にしてください。

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よくある質問

Q. Evernote は無料でも使えますか?

A. 使えます。ただし Free はノート50件・ノートブック1冊・端末1台・ストレージ1GBまでです。

Q. Personal プランのまま続けることはできますか?

A. できません。公式 FAQ によると、Plus・Premium・Personal・Professional は提供を終えており、戻すこともできません。

Q. 値上げの案内が来ました。いつから新料金になりますか?

A. 公式 FAQ では、料金の変更は事前に通知され、次回の請求日より前には適用されないとされています。新料金に同意しない場合は、適用される前に解約できます。

Q. 解約したらノートは消えますか?

A. 消えません。Free に戻っても、既存のノートの閲覧・編集・書き出し・削除はできます。50件を超えている場合は新しいノートが作れなくなります。

Q. 料金は税込ですか?

A. 公式の価格表には税込・税抜の記載がありません。税は請求先の住所にもとづいて計算され、請求書で確認できると公式ヘルプは案内しています。

まとめ

Evernote の個人向け料金プランのポイントをまとめます。

  • 個人向けプラン:Free・Starter・Advanced の3つ(Personal / Professional は終了)
  • Starter:月1,100円・年7,099円、ノート1,000件・ノートブック20冊・端末3台
  • Advanced:月1,799円・年17,899円、ノート・ノートブック・端末が無制限
  • Free:ノート50件・ノートブック1冊・端末1台
  • 新プランの発表:2026年1月19日(Evernote v11)、既存の契約は段階的に移行中
  • 値上げの適用:事前に通知され、次回の請求日から
  • やめるとき:デスクトップ版で ENEX / HTML に書き出し(Free でも可)

まずは Evernote Web の Billing ページで今の契約を確かめ、ノートの件数と使う端末の数から、Starter で足りるか、Advanced が必要かを決めてください。

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